こどもの日・R429

2010-06-05 23:23:19 |  ’10GW
さて、今日は帰るだけです。
帰るだけと言っても、高速道路は使わず、地道を走りドライブを楽しむ1日にするつもり。
写真も撮りたいので、色々含めると、夕刻到着となるでしょう。

道程確認に地図を眺めると、この地方は南北に太い道を通し、東西は主要な所だけ繋げる作りになってます。
あみだくじ状で、東西に移動するには不便な構造。
それでも地図を睨んでいると、国道429号線を使えばジグザグながら、大阪の北方に戻れるようです。
これで行きましょう。

7時半頃出発し、少し靄る津山の街を出ると、後は延々と農地の広がる丘陵地がほとんどを占め、長閑な眺め。




中でも津山から大原町への道は、田畑の向こうに雑木林が続き、新緑の季節に走るのにピッタリ。
交通量は非常に少なく快適。
お天気も良し。
庄原で出会ったような田園風景にまた巡り会えるかと期待したのですが、さすがにそうは行かず。

気付いた事がひとつ。
農村を走り続けていると、水田の田植えに向けての準備状況が地域で様々であることが分かりました。
耕しコロコロしたこげ茶色の土が広がっていたり、水を入れたばかりであぶく立っていたり、平たく均し終わり田植えの真っ最中だったり。
気候の似通った岡山県と兵庫県の県境辺りの狭い地域でも、みんな違うんですね。
でも、各村内ではだいたい似通った準備状況でした。
品種や村々での日当たりの違いがあるからなんでしょうね、きっと。
そんな春の眺めの中、10:18兵庫県入り。

あみだくじ状と言う事は、南北に山が伸びる地形と言う事で、福知山に出るまで3、4回程峠を越える必要がありました。
山中の道に入る度、景色が入れ替わり、緑は少しだけ淡くなる。
大型車離合不可と標識のある極細の道に分け入ったり、気持ち良いスカイラインを通過したり。


今回、旅して思ったのは、ゴールデンウィークに新緑を楽しみたければ、山の上に行くよりも、山の麓を巡る方がどっぷりと緑に浸れるのだなと言う事。
それでも山を歩きたいなら、夏は見向きもしない低山を選ぶと良いようで。



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