重厚長大なる - 三岐鉄道三岐線

2024-07-07 17:56:50 |  鉄分山盛り、三重の路
東藤原駅の手前、太平洋セメントの工場横を通過する時、今度はよく見えるよう左側のシートに座った。
行きがけにこんな眺めが見えると知った時は反対側のシートに座っており、こんなのが見えるのか、しまったな、と思った。
座席を移ろうかとも思ったが、移っている内に通り過ぎてしまうだろうとそのまま座っていたら、これがなかなか通り過ぎない。
こんなに長く見れるなら座席を移ったらよかった、またまたしまったな、と思ったが、また戻ってくるとき見ればいいと気がついた。
それくらい広い工場なのであった。





東藤原駅で降りると、側線がたくさん並び、工場の方へ続いている。
ホームからの眺めを撮ったあと、改札を出て工場の方へ歩いてみる。
踏切があるのだが、側線も横切っているので向こう岸が遠い。
保々駅で見た電気機関車のみの重連車両がここでも踏切のすぐ脇に留置されていた。
運ばれてきたばかりで、金属が冷えていくキンキンという音が時々聞こえる。
やはりその場所に留置する理由が分からない。
踏切を通る人に見てもらう為に置いてるようにしか思えないんだなあ。
ありがたく間近で堪能させてもらった。











工場の入口が遠くに見えるので近づいてみるが、門のところにカメラの絵が描いてあるのに気付いた。
前にどこかの工場の入口を通った時、構内撮影禁止、とか、構内はドライブレコーダー電源オフ、とか書かれた看板が出ているのを見た事を思い出した。
こうした工場って治安対策の為に構内の建物の配置といった情報は、関係者以外の知るところとならないよう注意しているらしいので、きっとあの絵も撮影禁止の貼り紙だろうと、変に見咎められないよう引き返すことにした。



さて三岐線の乗車はこの駅まで。
次は三岐線の東側にほぼ並行して走っている北勢線に乗車する。
北端の阿下喜駅まで30分くらいらしいので歩いて向かう。
別れ道まで三岐線沿線を歩いていると、白い貨車を引いた貨物列車が駅前の側線を何度も行ったり来たりして工場に入る線路に移す作業を行っていた。
なかなか面倒そうである。
毎回必要なら直通で入れるルートを設定できないものなのかなと思ったが、そう出来ない何かしらの理由があるのだろう。
駅の南にある踏切からその様子を遠望して、三岐線最後の撮影とした。















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