くノ一の目力 - 伊賀鉄道伊賀線

2024-06-17 06:29:17 |  鉄分山盛り、三重の路
伊賀神戸(いがかんべ)駅で降りたのは二人。
ここからは伊賀鉄道というローカル線でJRとの接続駅である伊賀上野駅を目指す。
途中、どこかで下車して上野の町を歩く。
ここは市町村合併で伊賀市になったが、昔は上野市で、上野の町という表現が自分にはしっくりくる。





ここまで乗ってきたのが各停だったからか接続は良くなく、駅舎やその他撮影する時間が取れてありがたい。
ホームに戻って待つこと数分、構内にある踏切が音立ててバーを降ろした。
やってきたのは忍者の絵が描かれた車両。
なかなかのインパクトである。





2両連結。
乗客は地元の高校生ら数人と一般客数人。
車掌さんが乗っていて、出発すると検札に回っていた。
自分はICカードで乗車したのでそれを見せると、手に収まる携帯機器で入場の記録確認をしていた。
ワンマン運転のはずなのにこの電車は特別なのかなと思ってたら、途中駅で降りてしまった。
不正乗車がないか列車を渡り歩いてチェックする形態なんだろう。





車両は東急電車のお古である。
スピードをあまり出さないからだと思うが乗り心地はふわふわした感じ。
車内はロングシートとクロスシートの混合形。
これまでずっと立っていたので、クロスシートに座って足腰を休めた。
車窓はのどかな田園風景である。



しばらく座っていたが運転席後ろの前面展望の得られるかぶりつき位置が空いたのでまたのこのこ出て行く。
この路線と並行してある道路は車で下道を走って帰省するのに時々使う道である。
その時電車が走っているのを見ることはほとんどない。
運行本数は30分に1本くらいなのに巡りあわせが悪いようだ。
見覚えのある踏切やガソリンスタンドを見送る。





だんだんと住宅が多くなり、市街地に入ると名阪国道をくぐる。
その先の桑町駅で下車した。
そこからいつも通過してしまう町を歩いてみた。
その様子は次回記事で。
二駅飛ばして上野市駅から再度乗車したので、今回はそのまま伊賀線の様子を紹介する。



上野市駅はその愛称の方の「忍者市駅」の表記の方が大きい。
香川県の「うどん県」みたいなもんだな。
駅は忍者グッズや人形なんかでいっぱいだった。



上野市駅からはピンク色の忍者列車だった。
こちらの路線のお客さんは少なくガラガラで、車内が撮影しやすい。
車内も忍者でいっぱいである。







伊賀上野駅へ向かう沿線は市街地から離れ、田園風景がまた広がるようになる。
伊賀上野駅はJRの駅で、歴史ある駅舎だ。
伊賀鉄道はその片隅を使用させてもらってる感じ。



でもホームを結ぶ跨線橋では、忍者達が伊賀鉄道のホームを案内しまくりである。
迷いようもなく辿り着ける。





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