花の道

2009-04-25 02:06:43 |  二人旅
馬籠宿から伊那谷に向かうべく、妻籠宿方向に車で坂道を上って行きます。
この辺り、枝垂れ桜が多く、田んぼの合間に小ぶりながらも豊かな枝振りの桜がそこここに見られました。
今ちょうど満開の時期。
ピンク色の枝が風に揺れてます。

国道256号にぶつかり、右折し、清内路へ。
道端に一本の木にピンクの花と赤い花をつけた桜が咲いてました。
へえ、珍しい。
しばらく行くと、今度は一本の木に白とピンクと赤の3色の花を付けたのがありました。
・・・、色の違う花を付ける枝を接木したのでしょうか。
沿道には同じような花を咲かせた木々が次々と現れ、目を楽しませてくれます。
どうも桜では無いようです。
白色の花だけを咲かせたのや、赤色の花だけを咲かせたのも生えています。
もちろんピンク色だけのやつも。

後で分かったのですが、これらは桃の木で、花観賞用の花桃という品種の木だったようです。
一人旅だったら問答無用で何度も車を止めて、写真撮影だったでしょう。
今回は旅の目的である母がいるので、自分の都合で変に道草をすることもできず、眺めるだけになりました。
I'll be back.

前方の視界が広がると飯田の町です。
天竜川の流れる広い谷の向こうに、雪を抱いて横たわる南アルプスが眺められるようになりました。
信州に来たなあ、って感じです。

谷に沿って北上。
途中から西側の山腹を少し登り、広域農道を走ります。
信号が少なく眺めも良い、快適にドライブできるお気に入りの道です。
松川辺りから果樹園が広がりだします。
梨やりんごの木が整然と並んでいます。(どの木がりんごか梨か、分かるわけではないのですが・・)
白い花も咲いています。
実を生らせる事を目的としているためか、花はあまり目立ちません。
でもやっぱり美しい。背景に雪山を据えた写真の構図が思い浮かびますが、やはり眺めるだけにしました。

道の駅「花の里いいじま」で一休みの後、お天気良い日の名残を残し夕闇の気配が薄く漂いだす頃、駒ヶ根に入りました。
宿の早太郎温泉に向かい、西へ左折。
前方に雪山が迫ってきます。こちらは中央アルプスは木曾駒ケ岳の前峰宝剣岳他。
南アルプスより近くにあるので、くっきりと雪原が見られます。

宿着は5時半になってしまいました。
夕食は6時半からとのこと。
とりあえず温泉で汗を流してから夕食にしようと言う事になり、ゆっくりする間もなく浴衣に着替え、ばたばたとお風呂に入ることに。
母には申し訳ないこととなってしまった。
もっと早くチェックインすべきと反省。

これは自分のいつものペースが抜けていなかったからで、一人旅だと例えば登山後(すでに夕刻)、宿に向かう途中のどこかの日帰り温泉施設で風呂に入り、7時とか8時に宿着。
宿はビジネスホテルなので、近くの居酒屋に晩飯を食べに出る。
こんな感じなので、今日はそれでもまだ早く宿に着いた感覚だったのですが、食事付き旅館の夕食開始時刻は早かった。
それが意識できてなくて、やっぱり反省。
明日は3時にチェックインするくらいの勢いで宿に向かうぞ。

食事後、再度温泉に。
今度はゆっくり入ってもらって、10時くらいに就寝となりました。


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2 コメント

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宿の夕食 (Aちゃん)
2009-04-25 11:55:07
どうしてあんなに早い時間なんでしょう?
もう少し遅くしてくれるとお腹のすき具合とあうのですがぁ~(^^;)
それに早く食べると夜が長く感じてまた何か食べたくなるんですよね。
だから旅行に行くと太るんですよ。
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後片付けがあるから (よかばか)
2009-04-25 23:48:24
ということは、食後も遅くまで宿の時間を満喫されているのですね。
私はお腹が張り酔いが回るとすぐ眠くなるので、食べたらその日の活動はおしまいです。
食べてすぐに寝るのでやはり太ります。
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