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天文館で飲んだ

2025-06-22 17:19:53 |  巡る鹿児島
その日泊まるビジネスホテルに夕食は付いていないため街に出た。
天文館通の電停で降り商店街に入る。
天文館は鹿児島一の繁華街らしい。
どういう謂れがあるのか変な名だ。
調べてみると江戸時代薩摩藩の暦や天体観測のための施設がこの地にあったことが理由らしい。
アーケードの天井には天体に関する飾り付けが見られた。





連れの予約した居酒屋はアーケードを外れた辺りだった。
地図を見ると天文館公園というのが繁華街のど真ん中にあり、その向こうらしい。
公園のすぐ横を歩いているはずなのに公園は見当たらず。
こんなところに公園があるのかと疑問に思っていたら、通りと公園の間に小さなビルが立ち並んでいて向こう側が見えないだけだった。
予約時刻まで公園で時間を潰した。





お店は年代物の小さなビルの2階。
その時間はおじさんが一人でやっていた。
二人なのに8人くらい入れそうな畳のテーブル席がある個室に通された。
メニューを見ると海鮮系が充実していたので、いくつか見繕って注文すると、これこれはゴールデンウィークで市場が開いておらず今日は出せないという。
仕方ないので鶏料理は作れるだろうと注文すると困った顔をする。
それも材料がなく作れないという。
じゃあ何が作れるの、と手当たり次第にメニューを指差し出来るものを作ってもらった。





出てきた料理はどれも美味しく、材料のある時に来れれば良かったねえと連れと話した。
薩摩名物っぽいものが材料切れで、どこの街でも食べられる居酒屋メニューの材料はあったようだ。
お詫びにと出してくれたマグロやサーモンのお刺身も美味しかった。
こんな事があったねえと後で思い返せる思い出ができたということで・・





鹿児島ならではと思われる飲み物メニューがあった。
焼酎が1合とか2合いくらでメニューに載っているのだ。
そういえば霧島温泉の宿でも夕食のドリンクメニューにそんなのがあった。
始めは日本酒かと思ったが銘柄は焼酎で、ワンカップみたいな一合瓶とかいうのがあるのかと聞いてみたら、徳利に焼酎を入れて出してくれるらしい。
その日はビールの小ジョッキしか飲んでいなかったので、焼酎を1合頼んでみた。
ソーダ割りでと注文したら、氷とウィルキンソンさんの500mlボトルが付いてきた。
自分で割って飲むシステムらしい。
グループで飲みに来たら利用価値が高そうだ。
ボトルを開けるほど飲まないが、それなりの量を飲むなら、一杯づついちいち注文するより便利でいい。
九州は焼酎処だが他の県(長崎、熊本)で飲んだ時はそういうのはなかった気がする。
鹿児島独自の文化なのだろうか。





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