アフリカ旅行 33
ヨハネスブルグの空港はO・R・タンボ国際空港という。
空港は広く、朝だからか空いていて、広い廊下を他の乗客と同じ方向に歩く。
すぐに国際線の乗り継ぎゲートが左に分かれ、そちらへ入ると途端にひと気が無くなった。
乗り継ぎする人はとても少なく、ほとんどの乗客はここが最終到着地だったようだ。
数人だけ先のゲートで審査を待っていた。
さあ、またきたぞ。
なに聞かれるのかな。
「フワァイ」と聞こえたら「サイトシーイング」、「ハウロング」と聞こえたら「ファイブデイズ」と答えようと復習し、でも「フワァット」と聞こえたらどうしよう。
などと心配したが、トランジットだからだろう、なにも質問されることなく、バンとハンコを押されて無言でパスポートを返された。
そこからしばらく誰もいない通路を、このまま行っていいのか不安に思いながら歩くと、今度は手荷物検査のゲートがあった。
パスポートの名前を読み上げられ、イエスと答えたら通してくれた。
周りはアフリカ人ばかりになってきたぞ。
航空会社のカウンターがあるフロアを抜けると、免税店の並ぶエリアに出た。
1軒目のお店からアフリカンテイスト満載である。
原色を使った色とりどりの生地の服や、ピーズがぎっしりと並べられた装飾品など。
香港で見たお店よりさらに異国感が突出していた。
ほかに電化製品を扱うお店や世界的ブランドのお店など珍しくないところもあるが、アフリカの民芸品を扱うお店にガッツリと惹かれた。
そして一番強烈な異国感は周りの人達がみなアフリカ人であること。
背がとても高かったり、ドンと太ってたり、サイズが違う。
そしてこれまで周りのほとんどを占めていたアジア人がいなくなった。
アフリカ人以外の旅人は欧米人ばかりだ。
ようやく、遠くまで来たんだなあと身に染みて実感。
トランジットの時間はたっぷりあるので、帰りに買うべきお土産などを物色した。
この空港はハブ空港で、アフリカ各国をつないでいる。
そんな搭乗口でフライトを待つ人の服装は、我々と同じ目的の観光客が多いようで、柄物の開襟シャツに半ズボン、アウトドアシューズなんてラフな格好の人が多い。
我々の次の便はエアリンクという航空会社の飛行機でボツワナのマウンという町まで飛ぶ。
搭乗するのにバスで飛行機まで向かった。
駐機場にはアフリカの航空会社のあまり見たことのないカラーリングの機体が止まる。
駐機場の一番端っこまで連れて行かれた。
乗るのは細長いジェットだ。
機種名はチェック出来ず。
タラップを昇り機内に入ると左に一列、右に二列座席がある。
ふーん、左右の重量配分が難しそうだ。
その日のお昼ご飯をどうすべきか決めていなかったが、機内で飲み物と軽食が出たので悩まずに済んだ。
1時間半程のフライトだったが、お昼前後の便はこんなサービスが必ず付いているようだ。
CAは青い目をした女性が一人で担当していた。
私にはドイツ人に見える女性で、青い瞳、少し太っていて、映画「バグダッドカフェ」の主人公を思い起こす雰囲気を持っていた。
食事を出してくれる時とか気になってしまって、チラチラ様子を伺うのだが、クラッカーを手品で出してはくれなかった。
ヨハネスブルグの空港はO・R・タンボ国際空港という。
空港は広く、朝だからか空いていて、広い廊下を他の乗客と同じ方向に歩く。
すぐに国際線の乗り継ぎゲートが左に分かれ、そちらへ入ると途端にひと気が無くなった。
乗り継ぎする人はとても少なく、ほとんどの乗客はここが最終到着地だったようだ。
数人だけ先のゲートで審査を待っていた。
さあ、またきたぞ。
なに聞かれるのかな。
「フワァイ」と聞こえたら「サイトシーイング」、「ハウロング」と聞こえたら「ファイブデイズ」と答えようと復習し、でも「フワァット」と聞こえたらどうしよう。
などと心配したが、トランジットだからだろう、なにも質問されることなく、バンとハンコを押されて無言でパスポートを返された。
そこからしばらく誰もいない通路を、このまま行っていいのか不安に思いながら歩くと、今度は手荷物検査のゲートがあった。
パスポートの名前を読み上げられ、イエスと答えたら通してくれた。
周りはアフリカ人ばかりになってきたぞ。
航空会社のカウンターがあるフロアを抜けると、免税店の並ぶエリアに出た。
1軒目のお店からアフリカンテイスト満載である。
原色を使った色とりどりの生地の服や、ピーズがぎっしりと並べられた装飾品など。
香港で見たお店よりさらに異国感が突出していた。
ほかに電化製品を扱うお店や世界的ブランドのお店など珍しくないところもあるが、アフリカの民芸品を扱うお店にガッツリと惹かれた。
そして一番強烈な異国感は周りの人達がみなアフリカ人であること。
背がとても高かったり、ドンと太ってたり、サイズが違う。
そしてこれまで周りのほとんどを占めていたアジア人がいなくなった。
アフリカ人以外の旅人は欧米人ばかりだ。
ようやく、遠くまで来たんだなあと身に染みて実感。
トランジットの時間はたっぷりあるので、帰りに買うべきお土産などを物色した。
この空港はハブ空港で、アフリカ各国をつないでいる。
そんな搭乗口でフライトを待つ人の服装は、我々と同じ目的の観光客が多いようで、柄物の開襟シャツに半ズボン、アウトドアシューズなんてラフな格好の人が多い。
我々の次の便はエアリンクという航空会社の飛行機でボツワナのマウンという町まで飛ぶ。
搭乗するのにバスで飛行機まで向かった。
駐機場にはアフリカの航空会社のあまり見たことのないカラーリングの機体が止まる。
駐機場の一番端っこまで連れて行かれた。
乗るのは細長いジェットだ。
機種名はチェック出来ず。
タラップを昇り機内に入ると左に一列、右に二列座席がある。
ふーん、左右の重量配分が難しそうだ。
その日のお昼ご飯をどうすべきか決めていなかったが、機内で飲み物と軽食が出たので悩まずに済んだ。
1時間半程のフライトだったが、お昼前後の便はこんなサービスが必ず付いているようだ。
CAは青い目をした女性が一人で担当していた。
私にはドイツ人に見える女性で、青い瞳、少し太っていて、映画「バグダッドカフェ」の主人公を思い起こす雰囲気を持っていた。
食事を出してくれる時とか気になってしまって、チラチラ様子を伺うのだが、クラッカーを手品で出してはくれなかった。