新しいお楽しみ

2016-01-21 00:32:14 | Weblog
ごちゃごちゃと散らかった部屋にいると何もする気が起きないが、整理された部屋だと文化的な生活を送ろうと思う。
新しいこともしてみようと思い立つ。
住環境って大切だ。
やりたい事として浮上したもので、さっそく実施したことがある。
それは過去にやっていたことで、いつの間にかやらなくなった「コーヒーを己が手で淹れる」こと。



コンビニで淹れたてのコーヒーが安く飲めるようになって、ご無沙汰していた缶コーヒーを久しぶりに飲んだら、これが美味くない。
変な酸味が後に残り、こんなの飲んでたのか、と愕然とした。
そんな心の事前準備?もあってか、引越しの時棚の奥から出てきたドリッパーに電動ミルを見、また自分で淹れてみようかとドリップペーパーと豆を買ってきた。
豆はまずはニュートラルにブラジルから。
ウイスキーの好みと同じく、コーヒーもブレンドよりストレートの単品種で淹れたのが面白い。
特徴のある味わいが好きな性向のよう。
これからいろんな産地のを試していくのが楽しみである。



ヤカンを持っていなくて、鍋でお湯を沸かし淹れた。
それでもなかなか美味しいではないか。
三日坊主で飽きてやめてしまうこともなさそうだったので、その後専用のケトルを買った。
注ぎ口が細いやつ。
鍋からだとガバガバとしか入れられなかったお湯を、必要な分量落としたい場所に注げるようになった。
調べてみるとコーヒーの抽出時間で味が変わるらしい。
キチンと時間を計って淹れるのが肝要だそう。
2分半から3分が目安らしい。
時間をかければ味わいはしっかりと、短くすればあっさりとするそうな。
言われてみればそりゃそうだ。
コーヒーはお茶と違ってお湯が通り抜けるので、飲む分量が溜まれば終わりって感覚があった。



で、30秒づつ時間を変えて淹れてみると。
時間をかけ過ぎると雑味というかえぐみというか余計なものまで抽出され、短すぎるとなんのコクもないサッパリとしたものになる。
なるほど、この抽出時間で好みの味に仕上げれば言い訳だ。
あと注ぐお湯の温度も影響を与えるよう。
沸騰して粉を蒸らす間火を止め冷ましていたお湯で淹れてみると、なにやら物足りない。
…気がする。
沸騰後ほんの少し置いたお湯がいいらしいが、豆との相性もあるらしいので、こちらも頃合いを探してみたい。
ケトルからドリッパーへのお湯の注ぎ方も諸説あるし、当然だが豆の分量も味を決める重要な要素だ。
試してみないといけないことが山ほどあるな。



今のところコーヒーを淹れるゆっくりとした時間が取れるのはお休みの日だけだ。
豆の消費量は少なく、ようやく3種類目を飲んでいるところ。
今は昔ハワイに行った時に飲んだコナコーヒーが美味しかったので、なんだか高かったけど思い切って買って来て飲んでいる。
でも、なんか記憶のと違うんだなあ。
焙煎の深さが違うのか、少し苦味があるのだ。
淹れ方のせいかもしれないので、コナコーヒーを飲ませてくれるお店を探して、本当の味を確かめてみないといけないなと思っている。