屏風岩公苑

2009-04-17 22:35:43 | その他旅行き
まだまだ昨日の続き。

坂道を登りきったそこは駐車場でした。
上を見上げると垂直に切り立った絶壁が連なっています。
なるほど屏風だ。
傾斜がほんの少し緩くなった中腹くらいから山桜らしい木が重なって生えています。
高度があるためか、開花はまだまだ先のようで、ようやく蕾が柔らかくなってきた頃合です。
赤っぽい白色の枝の重なりが霞みのようで、これはこれでよい眺め。
駐車場の管理人さんの話によると、ゴールデンウィークぐらいが身頃らしいです。
ほんとにそんな先なんだろうか、26日位のような気もするのですが・・
これらが一斉に咲きそろったらそれは見事でしょうね。
来年はこちらに時期を合わせて旅してみようかしらん。




奥へ歩いていくとなだらかな草地が広がり、お花見するには持って来いの広場があります。
ちょうどお昼で、何組かグループや家族連れがお弁当を広げています。
私は先ほどの坂道を上ったときの疲れが出てきて、ベンチに横になってちょっとお昼寝しました。
薄雲が出てきて日を遮り、ちょうど良い気温で、クッと30分ほど眠れました。

時間は12時半。さて帰るぞ。
ガタガタの路面にくねくね曲がる急斜面を下ります。
ブレーキをかけると前のめりに転がって落ちそうです。
これ、ブレーキが壊れたらどうなっちゃうんだろう。
麓まで10分でした。

国道に戻り、御杖村へ。
帰りは行きと逆で、8%の上りと7%の下りが待っています。
8%、ほんの少しの余裕を持って、なんとか上り切る事が出来ました。
10%を超えると上れなかったので、この差2%が私の限界の境界のようです。

1時半頃、道の駅みつえに到着。
朝と違い車と人で一杯です。
疲れた体に鞭打って(大袈裟)自転車を折りたたみ、車に載せました。
冷たいジュースを飲んでひとごこち。
その後、道の駅併設の日帰り温泉施設「姫石の湯」で汗を流しました。
疲れた脚をメンテナンス。
湯の中で表と裏の筋を伸ばし、水風呂でキュッと冷やし、また温める。
乳酸少しは抜けたかしらん。

車に戻り、3時過ぎ、大阪への帰途に着きました。
途中、室生村を走っていると、真っ白な花の重なりが目を射ました。
うわわ。
脇道に車を入れ、カメラを持って近くへ行ってみます。
赤、白、ピンクの花がたわわに実っている感じで、なんとも豪華な咲きっぷりです。





赤はモクレン、白はハクモクレン、ピンクは桜の花でした。
カメラのメモリが一杯になって、この旅もようやく終了。

また次週。