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ヒョウ

2018-06-21 00:35:32 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 06

大阪で大地震。
私も被災者の一人として含まれるのだろう。
自宅は食器が一つ割れただけの被害で済んだが、連れの実家が結構な被害を被った。
古い家だからなあ。
天変地異だから仕方ない。
善後策を考えねば。

さて、ロッジでのアクティビティは午前と午後のサファリである。
午前は朝食を朝早く6時半から食べ、7時半には出発、お昼前にロッジに帰ってきて昼食。
午後は15時にティータイムがあり、お菓子をつまんだ後出発。
出先でサンセットを眺め帰ってくる。
そんな感じ。

<獲物を狙う>


初日のロッジ到着は午後まだ明るい内だったので、短時間の夕刻サファリに行く事が出来た。
ロッジから近場だったのに、他のガイドがレオパルド(ヒョウ)を見つけたとの知らせが無線であったので、車で現場に向かう事にした。
その一帯では肉食動物を観察できる機会は少ないらしく、幸運とのことだ。

<食べ尽くした獲物>


現場に行ってみると、他にも2台の車が来ていて、一頭のレオパルドがみんなの視線を浴びてくつろいでいるところだった。
近くの木の上に、捉えたインパラかなにかの死骸がぶら下がっていた。
ハイエナとかに取られないよう木の上に持って行って数日かけて食べるのだそうだ。
腹がくちて満足な様子だった。
周りを人間に囲まれているのに、眠そうに瞼が下がっていた。

<満腹ッス>


うーん、かっこいいですなあ。
こんなに近づいても逃げないんだ。
サファリ全体を思い返してみると、肉食動物には結構近づくことができ、草食動物にはあまり近づけない。
肉食動物を観察する時の注意点がある。
声を立てない、立ち上がらない、というもの。
その生態から明らかではあるが、向こうは逃げる方でなく襲う方だからな。

<樹上で一休み>


食べ物の吊るされたこの場所に来れば、あまり見れないレオパルドを見れる機会が多くなるので、ガイドさんも何度も足を運ぶ。
上の写真は2日で3度訪れた時のそれぞれのショットから。


同宿者

2018-06-17 16:43:46 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 05

他のお客さんは欧米人ばかり。
泊まった4日でアジア人は我々だけだった。
若めの人もいたが多くはいい歳の方ばかりである。
皆さんこういったリゾートホテルに泊まり慣れているのか、私のように写真であれこれ撮るようなことはせず、自分の家のようにくつろいでいた。
セレブは違いますな。
一般庶民の私にこんな機会はもうないので、みっともなくはあったが恥ずかしさを抑えて、事あるごとに写真をパチパチ撮った。

宿泊者数はロッジ全体で十数名のようだ。
これに対してスタッフも十数名。
夕食前の演し物の時全員集合していたはずで、その人数の多さにびっくりした。
これだけ至れり尽くせりなサービスを提供しようとしたらそうなるんだな。
そりゃお高いはずである。

朝食、夕食は給仕係以外のスタッフを交えて全員が同じテーブルで食べるので、宿泊者間、宿泊者スタッフ間の交流は盛んである。
欧米の人はお喋り好きだなあと見ていて思う。
誰と誰が同じグループで旅しているのか、みな同じように話すので分からないくらいだ。
我々にも話しかけてきてくれるが、主に通訳してくれる知人が受け答えしてくれるので、意見交換するところまでは至らず。
主に同席してくれるサファリガイドの人かスタッフの方とお話しする事が多かった。
そんなスタッフの気遣いがありがたかった。

<さあ、夕食の席へ>



スタッフ

2018-06-16 08:10:04 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 04

ロッジの従業員の方達がまた素晴らしい。
滑走路からロッジの敷地の入口に到着すると、その時手の空いている人たちなのだろう、数名が歓迎の歌を歌って出迎えてくれた。
おお、みんな歌上手いなあ。
そして一人一人自己紹介して名前を交換、握手、Nice to meet you.
リゾートホテルではこれが普通なのだろうか。
私は初体験なので、あたふたしてしまった。
なんとか挨拶を終えて、木道を歩いて建物に行くと、マネージャーや案内係などその場にいたスタッフ数名と再び名前を交換。
とても覚えきれない。

<入口>


きれいに並べられたドリンクサーバーから飲み物をもらい、ロッジの説明や注意事項、滞在中のアクティビティの選択肢を聞く。
飲み物はラウンジ(というには開放的でイメージが違うが)のカウンターにあるものをいつでも飲んで構わない。
食事はダイニングの大きなテーブルで他の宿泊者と一緒に食べるのでよいか。
などなど。
私は英語を解しないので、知人の通訳が頼りだが。

<ラウンジ>


みんなとてもフレンドリーで、気遣いが細やかである。
事あるごとににこやかに話しかけられ、こちらはタジタジである。
もっと英語が話せれば良いコミニュケーションが取れるのだろうが、何を言っているか分からないと曖昧に微笑むしかない。
もったいない話である。
サファリのガイドさんと一番話すことが多かったので、インターフェース役の知人ととても仲良くしていた。

<唄と踊り>


夕食の時間になり部屋からロビーへ向かうと、ダイニング横の広場に焚火が焚かれ、その周りの椅子で他の宿泊者が食前酒など飲みながら歓談していた。
我らも地元のビールなどもらって夕食の開始を待つ。
するとスタッフ一同焚火の前に集り、唄い踊って我々を楽しませてくれた。
地元の歌であろう、アフリカのリズムとメロディが耳に心地よい。
生まれ育った場所は違うのに、アフリカの音楽は私の心に響く。
何故だろう。
食事の時に隣で一緒に食べたサファリのガイドの方に、こちらの人はみんなこんな風に歌って踊れるのか聞いたら(聞いてもらったら)、ああそうだ、と言う。
皆さんほんとに達者でした。

<メニュー>


食事はスープから始まり、野菜や肉料理はスタッフが運んでくれるトレーから、好きなだけ取り分けて食べる。
そしてデザート。
その土地の料理がもっと出るのかと思ったが、普通に洋食だった。
少しは土地の味付けが加わっているのかもしれないけど。
素材も日本で食べるものとほとんど変わらない。
果物に食べたことのない歯ごたえ舌触りのものが混じっていたり、野生動物のクウドゥという鹿に見えるウシ科の肉の料理があったりするのは珍しかった。
お味はとても美味しく、ワインが進んだ。


ロッジ

2018-06-15 00:50:14 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 03

宿泊したロッジは2ヶ所で、2泊づつ泊まることにした。
一つ目のロッジはOkutiというところ。
土着の家を模したものなのだろうか、建物は高床式で白っぽい壁に木の扉、茅のような草の茎で覆った屋根という、それらしい造り。
宿泊棟は全て個別の建物に分かれて森の中に散らばり、中央にある食事処や喫茶室(この言葉とイメージは全く合わないが)などのあるメインの建物と木道で結ばれていた。
敷地の横には川が流れ、ボートを使用したアクティビティにすぐ出発可能となっている。
たぶん誰も入ることは無いのだろうけど、小さなプールもあったりする。
泊まったことはないが、これはもうリゾートホテルだな。

<寝室>


案内された我々の部屋は三人で泊まるためファミリータイプ。
入ってすぐの部屋にはソファが置かれ、扉で隔てずにうまく中が見えないよう壁をめぐらした洗面所とシャワールームがある。
トイレには扉がついていた。

<トイレ>


水洗トイレである。
便座は木製。
シャワールームは屋外にもひとつ。
寝室には大きな天蓋付きのベッドがデデンと置かれて、なんともリッチな気分にさせてくれる。

<屋外のシャワースペース>


寝室の向こうには網戸で隔てたバルコニーがあり、すぐ横は静かに流れる川と草原だ。
朝夕は朝焼け夕焼けを眺められる。
建物にガラス窓はなく、外気を素通しである。
丸い天井と壁は接しておらず、風は部屋を自由に抜けていく。
暖かな気候ゆえに可能な造りだな。
サファリも楽しかったが、ロッジで過ごす時間も特別なものであった。

<バルコニーからの眺め>



最初はゾウ

2018-06-14 00:29:04 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 02

さて、アフリカ旅行の記事であるが、記憶の新しい内に面白かったものから書いていこうと思う。
今回の旅のメインはオカバンゴデルタという広大な湿地帯でのサファリである。
水が豊富なため、野生動物の楽園となっている。
水で覆われていない場所はサバンナというには緑の多い、まばらな灌木帯だった。
そこを現地のガイドが運転する、ランドクルーザーやランドローバーといったでかい四駆の車で巡り、野生の動物を見つけてもらって、その動物に合わせた距離まで近づいて観察するのである。



サファリの拠点はそういった原野の真ん中に建てられたロッジである。
原野は広大で陸路では時間がかかりすぎ、セスナのような小型機が着陸できる滑走路を持つのが普通である。
複数のロッジが共同使用しているところもある。
到着初日、セスナを降りた我々をランドクルーザーが迎えに来てくれていた。
それに乗り込みロッジへ向かったのだが、走る道路は当然舗装されていない。
デコボコした道を結構なスピードで走るので、我々はシートの上で跳ねまくる。
しかし、これが面白い。
車に窓はついておらず、風を受け走るのも気持ちいい。
車でのサファリをゲームドライブとも言うのだが、まさにその通りで、ただ走ってるだけで楽しかった。



そうしてロッジまでの道を走っていると、ガイドの人がなにかを見つけ車を止めエンジンを切った。
ゾウがいるらしい。
指さされた後の潅木の茂みからゾウが現れた。
うわあ、ゾウだゾウ。
至近である。
まだ若いゾウだが背丈は我々より高い。
木の葉を食べながらゆっくり歩いていた。
と、前にも別のゾウが潅木から出てきた。
全部で3頭いただろうか。
しばし撮影。



その内の一頭が我々に興味を示したのか近づいてきた。
ガイドの人がそこまでと判断して、エンジンをかけると驚いて離れていった。
うーん、いきなりこんなコアな体験をするなんて。
ワイルドな世界へようこそ。
これからの四日間、どんな日々が待っているのか、知らしめてくれるスタートとなった。


掲載予告

2018-06-13 01:00:02 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 01

アフリカ旅行に行ってきた。
土曜日の午後の便で出て、翌週の日曜日の午後に帰ってくる8泊9日、行き来に3日を使う遠距離の旅だ。
メインはボツワナのオカバンゴデルタでのサファリ。
それももちろんすごかったが、それ以外も旅の何もかもが私にはアメージングだった。



旅程は以下の通り。
6/2(土)
・関空 → 香港
・香港 → ヨハネスブルグ(南アフリカ)
6/3(日)
・ヨハネスブルグ → マウン(ボツワナ)
・マウン → Okutiロッジ(ボツワナ)
6/4(月)
・Okuti滞在
6/5(火)
・Okuti → Xigera Camp(ボツワナ)
6/6(水)
・Xigera Camp滞在
6/7(木)
・Xigera Camp → カサネ(ボツワナ)
・カサネ → リビングストン(ザンビア)
6/8(金)
・リビングストン → ヨハネスブルグ
6/9(土)
・ヨハネスブルグ → 香港
6/10(日)
・香港 → 関空



海外旅行なんて過去一度行っただけなので、いろいろと目新しい経験をした。
一度には全ての出来事を記事に出来ないので、細切れに載せることになろう。
長くこの旅行ネタで記事が書けそうである。




なにもかも特別仕様

2018-04-15 21:21:27 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行の旅程検討と調整が進み、ほぼほぼ確定。
航空券と宿泊の予約を全て終え、後は何して遊ぶかを現地で詰めるだけである。
メインはボツワナのオカバンゴデルタでのサファリ。
サファリは車での移動の他に、ボートやカヌーに乗って行うものもある。
辺りは湿地帯で浅い湖というか沼が広がっているので、そんなアクティビティがあるのだ。
WEBで調べると、持っていないと後悔する携行品に双眼鏡とカメラの望遠レンズなんてのがあった。
私は写真を撮るので望遠レンズが必携だ。
一応持ってはいるのだが、MFでしかピント合わせできない奴なので、これではさすがに野生動物は撮れないだろうと、AFの望遠ズームを購入検討中。
家具、家電でお金がかかってる上に、旅行代金もかなりの高額、これ以上の出費は痛いところだが、望遠レンズがないと激しく後悔することになるのは目に見えているので、購入することになるだろう。

<数少ない手持ちの野生動物の写真から。 於:伊根湾>


野生動物は夜行性のものが多いので、サファリに出るのは早朝と夕方らしい。
日中はロッジでお昼寝したりしてゆっくり過ごすのだそうだ。
このロッジというのが写真で見る限りとっても豪華なのである。
なんでアフリカの野生動物の棲まう原野にこんな宿泊施設が…。
壁はキャンバス地だったりするのだが、中にある家具やなんかは街のホテルと変わらない。
いやアフリカンな?デザインが加わって、デザイナーズホテル?みたいな内装なのである。
ベットは天蓋付きだったりもする。
アフリカ旅行の検討当初は、宿泊施設は山小屋のようなところなのだろうと考えていたのだが、3〜5万円出せばそんなロッジに泊まれると紹介されて、驚いたのであった。
もちろんもっとリーズナブルな宿もあるようだが、ちょいと奮発することにした。
ところがこれが実際に見積もりを取ってもらうと、ネットで表示のある金額より大幅に高い値段を提示され、またまたびっくり。
総額を見て海外旅行慣れした連れが笑い出す高額な旅路になってしまった。
贅沢するんだから、精一杯楽しんでこないとな。

<私のロッジのイメージ。 於:徳沢/上高地>


そしてこれから頭を悩ませる問題がある。
オカバンゴには大きな空港からロッジが持つ滑走路へセスナ機で飛ぶのだが、これに載せれる荷物に大きな制限があったのだ。
バッグは柔らかくなくてはならず、スーツケースは載せてくれない。
小さくても外殻があるのはダメらしい。
小さな荷室に隙間なく詰め込むためだろう。
そして重さとサイズにも制限があって、重さは20kgまで。
これは大丈夫そうだが、大きさの制限が25×65×30cm。
なんですとー。
山行きのザックでいけるかとサイズを計ったら問題外に大きかった。
細長いボストンバッグが必要だ。
一泊二日の旅じゃないんだがなあ。
ひとつしかダメって事はないだろうから、ふたつ担ぐ事になるのかな。
ロッジに洗濯のサービスがあるそうなので、それを利用して着るものを少なくするしかなさそうだ。
お土産買っても入れるスペースなんて作れないぞ。
ああ、どうしよう。

<登山靴を持っていこうかと思ったが、かさばるな。 於:京都駅>



パスポートを取得せねば

2018-02-17 01:31:23 |  アフリカ旅行
目下の関心事は新婚旅行の旅先検討である。
実際気に掛かっているのは、引越しの荷造りをうまく終えられるのかということと、引越しとケーブルTVのセッティング申込時刻が重なっているので、うまくさばけるのか、なのだが。
まあ、そんなことを気に病んでも面白くないので、思いは自然と旅行をどうするかに移る。

新婚旅行となれば彼女の意向が大きく影響する。
一人旅なら国内旅行以外ありえないのだが、彼女は海外旅行好きである。
私は英語を話せないので、旅先でのインターフェースは彼女にお任せの前提で海外旅行をOKした。
最初は普通にヨーロッパなんかの行き先を検討していたが、共通の知人がアフリカにいるということを思い出し、こんな機会は今しかないと知人を頼ってアフリカに旅先を決めた。

アフリカってまだまだ未開の地で、内戦は続き、疫病が蔓延し、と冒険家が遊びに行くところのイメージがあったが、観光先を調べてみてそんなところばかりではない事を知った。
南の方の国は治安も良く、予防接種などせずとも訪れることができる。
ボツワナなんて危なそうな名前の国だと思っていたが(すんません )、テロ発生の危険度が日本と同レベルの色分けがされる、アフリカでも裕福な国らしい。

なのでボツワナを第一候補として検討を始めた。
調べるとオカバンゴデルタという世界遺産があった。
広大な湿地帯で野生動物が集まるそう。
そんな湿地帯内にラグジュアリーロッジが点在し、ロッジに滞在しつつサファリを楽しむらしい。
うーん、尾瀬に鹿が群れ遊ぶのを見学する感じ?
違うか。
後の候補はザンビアとジンバブエの国境にあるビクトリアフォールズ見学。
世界三大瀑布のひとつで、水量の多い時期に行くとびしょ濡れになって見学するらしい。

これらの国々へは日本からだと南アフリカ共和国経由で入るのが便利なよう。
ヨハネスブルグが首都で国際空港がある。
そこで乗り継ぎの待ち時間があるのでちょろっと街を観光出来ないかと思ったが、アフリカをよく知る知人にヨハネスブルグではくれぐれも街に出ないよう忠告された。
そんなに街なのか。
アフリカに対する私の既成概念がいろいろと覆される今日この頃である。

旅の日程はまだまだ先で、6月頃を予定している。
思う通りに動こうと思うと、各種予約は早いほどいい。
ただいま検討真っ盛り、楽しいですな。

<ライオンさんに遇えるかな>