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妙心寺

2024-12-12 06:31:26 | その他旅行き
年休が取れたので京都にお出かけ。
京都の北西にある妙心寺というお寺を見学させてもらった。
臨済宗のお寺で、塔頭と呼ばれる同派のお寺が寺域に何十もある巨大寺である。
そんなお寺をお参りしたことはなく、興味津々やってきた。
仏殿を中心に、周りに塔頭が隙間なく建つ境内を隈なく歩いた。







JRの花園駅が南側の最寄り駅で徒歩数分、南総門に到着。
まずは外から写真を撮っていたら、中から自転車に乗って出てくる一般の人、入って行く人がいて驚いた。
普通、門は下馬する場所で、乗り物を降りなければいけないのではないか。
それだけ敷地が広いということなんだな。
門から中に入ると大きな建物の間に石畳が真っ直ぐ伸びていた。







自転車どころか自動車も(しっかり徐行してだが)走っている。
来る前にホームページで少し調べたが、境内は出入り自由で好きに散策して良いと書いてあった。
近所の人は寺の反対側に用事があることもあるだろうから、自転車でなら境内を通り抜けられるよう便宜を図っているのだろう。







立派な三門と仏殿と法堂が並んでおり、まずは本尊のお釈迦様にご挨拶。
お堂はまあ巨大である。
法堂には有名な雲龍図があるそう。
拝観料を払えば見れるのだが、大庫裏については工事中で入れないとのことで、今回は外から建物群を見るだけとした。







ちょうど庭木の手入れをする時期に当たってしまったようで、植木屋さんがいっぱい来ていて、仏殿横の大きな松の木や、塔頭の前栽などを剪定していた。
作業車が通路に止まっていて雑然とした感じ。
後で歩いた塔頭の敷地横には自家用車が置いてあることが多かった。
塔頭の住職が使うのだろう。
境内の中というより町中の路地みたいだ。
とにかく自動車が目に入り、違和感のある景色だった。







塔頭は通年公開しているところと期間限定で公開しているところがある。
しかしほとんどは非公開。
塔頭は分院だから小さなお寺なんだろうと思っていたらとんでもない。
地方都市にある、観光寺ではないが立派なお堂を持つ寺院を思い起こす大きなお堂の屋根が、敷地を取り囲む壁の向こうにいくつもそびえているのだ。
門から中を少し覗き見させてもらいつつ見て回った。







今は紅葉が一番いい時期で、紅葉の名所はすごい人なのだろう。
でもここはとても空いていて人混みとは無縁だった。
通年公開している塔頭は庭園が美しいようだ。
中に入った訳ではないが、入口からでも色づいたモミジが覗く。
そんなところは他の場所より観光客を見かけたが、それでも少ない方だろう。
庭園の規模は分からないが紅葉狩りの穴場であることは間違い無さそうだ。








花の丘

2024-12-06 06:20:20 | その他旅行き
10月の話。
吹田の万博記念公園へ執筆活動に出かけた。
書くのはこのブログの記事。
家で書くより周りの環境を変えるといいアイデアが浮かぶと聞くので、外で書こうと思ったのだ。
ベンチに座ってスマホのメモ帳に文章を綴る。
しかし薄着で出てきたので少し肌寒く集中できない。
失敗したなあ。
暖まるため歩いた。



万博記念公園には花の丘というところがある。
この時期はコスモスやらコキアやらが植えられているのでそちらに行ってみた。
公園の中の道は歩く人が少なく、いつもより寂しい感じだったのが、花の丘は人でいっぱいだった。
まあ、当然と言えば当然。
この時期の目玉で、みんなここを目的に公園を訪れるのだろうから。



写真を撮ろうとカメラを取り出したが、撮影モードに頭が切り替わらず。
数枚撮っただけで通り抜けてしまった。
文章も湧いてこず、撮影も中途半端。
ただ歩きに来ただけになってしまった。
公園の出口へと向かうと花の丘へと向かう人が次々とやってくる。
へえ、すごい人気だな。
この一帯だけ人口密度が高かった。




都市緑化植物園

2024-10-11 06:29:24 | その他旅行き
服部緑地都市緑化植物園は緑地公園の南東の外れにある。
間に一般道路が挟まっているので、緑地公園とは全然別の施設のように見える。
入園は有料で大人220円、中学生以下は無料。
入口の管理棟に併設して小振りな温室がある。
いきなりウツボカズラが出迎えてくれたので喜んで写真を撮っていると、黒い何かが視界をかすめた。
むむ?
蚊だ。







いろいろ撮りたかったのに落ち着いて撮影していられなくなった。
それでも我慢して撮って外に脱出すると、腕や顔や首筋がボコボコになってる。
暑い時に来るところではなかったか。
失敗したなあと池のほとりのベンチに座って一息入れる。
しかしそこでも黒い影が視界をよぎる。
うわあ、止まってたらダメだ。
歩こう。







有料施設なのでそんなに人はいないだろうと思ったがそんな事はなく、家族連れが芝生の広場でお弁当を食べたり、私のように写真目当てでカメラを持って歩くおじさんやお姉さんがまずまずいた。
ベンチでゆっくり本を読んでる人を見て、なんで蚊に刺されないんだろうと不思議に思う。
虫除け剤を使ってるのだろうか。







敷地は南北に細長く、それほど広い訳でも無いので全ての道を辿ってみた。
木々を観察するというより面白い情景を探して歩く。
一番奥にハーブガーデンがある。
ハーブティとか飲む習慣はないので、植っているハーブも私にとってはただの植物。
しかし乾燥させたハーブを置いてある小屋の中はむせかえるようなハーブの匂いが充満していて、特殊な植物たちであることを再認識した。







木々で囲まれているのは服部緑地の無料の公園エリアと同じだが、植物園らしく木々の名札がかかっている。
名前を覚えたら面白いんだろうなと思いつつ、すぐ忘れるので流し読むだけ。
椿の木が種類多く植っていたので、椿好きにはいいところなんだろう。
朝は涼しかったのに昼間はまだ暑い。
日陰を選んで歩く。
疲れてベンチに座るとまた蚊がやってくる。
午前中公園の方では蚊に襲われなかったのになあ。







木々の紅葉はまだまだぜんぜん始まっていない。
道に落ちた枯葉が色付いていたのと、彼岸花が見頃だったことに秋を感じたくらい。
彼岸花は白花のものがたくさん咲いていた。
来るなら春や秋が深まってからが良さそうだ。
蚊に襲われないし。
公園エリアの方より静かだし、木々に囲まれたベンチでぼんやり時間を過ごすにうってつけの場所である。








服部緑地で秋を探す

2024-10-09 06:25:01 | その他旅行き
背中痛でテニスできず、週末が空いてしまった。
だいぶ涼しくなったし、近場の公園に写真を撮りに行くことにした。







吹田の万博記念公園か、豊中の服部緑地、どちらにしよう。
あまり詳細に歩いたことのない服部緑地を選択。







公園敷地のあまり行った事のない方にも足を伸ばす。
大阪府営の公園で歴史あることが看板の古さなどから窺い知れる。







使用されなくなったがらんどうの建物があったりしてうれしい。
誰もいないと思って中に入っていくとホームレスの人が寝ていてびっくりしたりする。







午前中は無料のエリアを巡り、昼からは有料の都市緑化植物園に行くことに。
こちらの写真はまた次回。








イノゲート大阪

2024-09-23 18:40:47 | その他旅行き
大阪駅とうめきた公園の間にも新しくできたイノゲート大阪というビルがある。
うめきた公園への連絡通路のある階にコーヒー屋さんがあったのでアイスコーヒーをテイクアウト。
浅煎りの豆で淹れたアイスコーヒーがある貴重なお店。
さっぱりとした味わいのコーヒーを飲みながらうめきた公園を歩いたのだった。
テイクアウト用のカップの蓋も新しいデザインでおもしろい。







そのビルにはバルチカ03という飲食店街が入っているそうなのでこちらも覗いてきた。
「03」は「おっさん」の意もあるらしく、飲食店街というより飲み屋街と言った方がいいような店種が並ぶ。
フロア内に立ち飲み屋がいっぱいある感じだ。
ビルが縦に平たいので半分の店が窓側にあり、眺めを楽しみながら呑めるのが良さそう。
昼食を食べたKITTE大阪の飲食店街もそうだったし、既存のお店にプラスして大阪駅周辺はこんな昼呑みOKな酒場でいっぱいになってしまったな。








うめきた公園

2024-09-21 09:19:44 | その他旅行き
次に行ったのは昔貨物駅が広がっていた跡地にできた、うめきた公園。
晴れて暑い日だったが、涼しい屋内から外に出て、汗をかきかき見て回った。
大阪駅から連絡通路を渡って太い道路を越えると、いくつかに枝分かれして公園へと降りて行く。
野外音楽堂のような窪地と丸屋根で覆われた広場がある。
芝生の緑が眩しい。
窪地の底には噴水もあるんだろう浅い池があり、子供達が水浴びして遊んでいた。





うめきた公園はまだ半分しかできていないようで、境目からは工事中の敷地が覗ける。
完成部分には所々建物があり、カフェやイベントスペースとして機能していた。
ホームセンターのコーナンの特殊店舗があり、入店するのに行列ができていた。
少し迷ったが行列の進みはいいようなので入ってみることに。
そこは観葉植物やアクアリウムを専門に売るお店だった。
我が家にも観葉植物がいるので、見覚えのある植物たちが。
水槽に飼う熱帯魚もたくさん。
最近は水生植物も人気なのかもしれない。



他の建物の見学はやめておく。
また来ることもあるだろうから、その時探検することにしよう。
今度来る時は涼しくなっているだろうから、落ち着いて?心穏やかに?だれる事なく?遊ぶ事ができるだろう。
芝生に寝っ転がってビルを見上げてみよう。






JPタワー大阪

2024-09-19 06:24:48 | その他旅行き
大阪駅の西側一帯が再開発されて、新しい見所ができたそうなので様子を伺いに行ってきた。
昔郵便局があった場所に大きなビルが建ち、商業施設とホテルが入っていた。
もちろん郵便局も。
商業施設はKITTE大阪といい、飲食店や他県のアンテナショップやらがある。

<大丸の入るサウスゲートビルと繋がった>






11時くらいに到着したが、開店したてだからか上階に昇るエスカレーターは順番待ちができていた。
エスカレーターの空いている地階に下ってみた。
飲食店がたくさん並び、すでに満席で待ち行列のできてる人気店がいくつか。
地階も通路は人でいっぱいだ。
みんなお昼からお酒を飲んで、もうすっかり昼呑みは普通のことになった感がある。





自分たちはカンテグランデというお店でカレーを食べた。
キーマカレーのセットを注文。
美味しかったのだが、なかなかの辛さ。
キーマカレーってあまり辛くないイメージがあったんだがなあ。
付け合わせのサラダとキャベツのピクルスで舌をリセットしつつ食べた。
最初空いていたが食べ終わる頃にはほぼ満席状態。
早目に食べ始めて正解だった。







連れがホテルの様子が見れるなら見てみたいというので行ってみた。
一階にある入口はなかなか分かりにくい。
大阪ステーションホテルといい、照明を落とした廊下を進むとエレベーターホールがあり、エレベーターに乗ると29階に連れて行かれる。
29階で降りるとかっこいいフロントがあった。
フロアは広々としていて高級そうな飲食店がいくつか。
ちょっと椅子に座らせてもらったが、庶民には尻の座りが悪くて早々に退出した。
客室はたぶんフロント奥にあるエレベーターで上に上がるのだろう。
部屋からの眺めはきっと素晴らしいに違いない。


思うところの多い旅だった

2024-09-07 18:12:28 | その他旅行き
これにて今回の南信州の旅も終わり。
松本から名古屋までは特急「しなの」に乗車。
しなのは運休しない事を確認済み。
運休するかどうかの判断基準はなんだったんだろう。
豊橋は地震の危険地帯に入るが、名古屋は入らないのだろうか。

<松本駅にて、あずさ号>


帰りの道中で記事にできるような出来事は特になし。
いつもの帰り道と同じく、ほぼほぼ眠っていた。
名古屋駅で新幹線に乗り換える時、ホームでの待ち時間がこの旅で一番暑かったことを覚えている。

<名古屋駅>


何度も書くが、旅先としてよく信州を選んできたのに、まだまだ行ったことのない観光地はあるんだなと気付かされた。
昔は今と違って同じ場所にばかり訪れていたからなあ。
旅の目的も歳を経るとともに変化してきていることに改めて思い至る。
涼しくていい所だから、これからも旅先候補として、行ったことのない隙間の場所を探して訪れたいものだ。

<京都駅到着直前>


今回の旅は体調面でもいろいろ考えさせられた。
昨年の仙丈ヶ岳登山の時も軽い高山病だと思うが気分が悪くなった。
これまで旅先で体調が悪くなるなんてことはほとんどなかったのに。
旅先で体調が悪くなると、この後どういう事態になるのだろう、家に帰れるのだろうか、ととても心配になる。
日頃から健康に気をかけ、旅の予定を立てる時も無理のない日程を組むよう注意していかないとダメなお年頃になったということか。
旅行は好きだから、永く出かけられるよう体調に心配らねば。


アップルパイと戦う

2024-09-05 06:22:04 | その他旅行き
旅はこの日で終わり。
松本駅に向かいつつお昼を食べるお店を探すが通り道に空いてる蕎麦屋はなく、結局駅そばで簡単に済ませてしまった。
帰りの電車まで時間ができたので、連れの気になるアップルパイの店に行くことになった。
駅まで帰って来ていたが、またなわて通りの方に戻ることになり、事前に店の場所を知っておけば良かったと後悔。
まあ、時間はたっぷりある。



お店は女鳥羽川の横にあるビルの5階。
エレベーターに乗る段になって、スマホで場所を調べていた連れが今日はお休みかもしれないと言い出す。
月・火・水曜 定休日とあるらしい。
暑い中往復したのに時間と体力を無駄にするのかと暗い気分になりかけたが、店の前に行くと営業していることが分かりホッとした。
月曜日だったが祝日なので営業したのだろう。



ショーケースには三種類くらいパイが置いてあり、一番オーソドックスなアップルパイとアイスティを注文し、角の席で涼みながら待った。
まずアイスティがやってきて、成分が抽出されるのを待ち、氷入りのグラスに注ぐ。
とても美味しい紅茶だった。
そしてパイがやってきた。
持ってきてくれたパイを見て、思わず「うわ、食べ切れるかな」と口をついてしまった。
大きなお皿に長辺18cmくらいある三角形が乗っていた。
さっきサンプルを見たくせにその厚みに驚く。
パイ生地の間にこれでもかというくらいリンゴの蜜煮が詰まっていた。
持ってきてくれたお姉さんは、「意外とペロリといけますよ」とおっしゃるが、さっき食べた駅そばのかき揚げが胃を占拠している。
甘いものは別腹と言うが、この量は無理ではないかと血の気が引いた。



勝ち目の無い戦いに赴く気分で、いざ。
フォークを入れるとパイの膜がしっかりしていて、すんなり切れず中のリンゴがむにゅっと溢れ出た。
バターたっぷりでパリッと砕けるものと想像していたが、全然脂っぽくなくナイフが欲しい。
口に入れるとほんのり温かく、リンゴの蜜煮は甘くなかった。
いや甘いのだがリンゴの自然な酸味が主体で甘味は後ろに控えている感じ。



もっと脂っぽく甘ったるいイメージがあったので、量を食べるのはしんどいなと思ったのだが、これだけさっぱりしていれば大丈夫そうだ。
戦況好転。
アイスクリームも付け合わせの身分をわきまえており、程よい甘さ。
バニラの粒が点々と見える。
こちらもいい素材で作られているのだろう、嫌味が全く無い。
リンゴはなんだろう。
この厚みにするにはこのパイ一切れで1個以上使っているのではないだろうか。
しっかりしたパイ生地はリンゴの酸味と甘味をリセットしてくれて、確かにお姉さんの言う通り次々と口に入れる事ができた。



紅茶は詳しく無いが、アイスティもこのパイに合うような葉っぱと淹れ方をしてるのだろう。
まったく喧嘩することなく喉を潤してくれた。
とてもいいお値段だったが、この内容だったらなるほど納得だな。
アップルパイの認識を変えさせられた。
がっつり甘いモノを食べたい甘党には物足りないかもしれない。
帰りにお店のお姉さんに、全部食べれましたねと微笑まれた。




カエルとアイスクリーム

2024-09-03 06:22:16 | その他旅行き
松本城を見学後、城の南の方にある「なわて通り」と「中町通り」を歩いた。
なわて通りは細い道の商店街で歩行者天国。
いろんなお店があって楽しい通りだ。
なんでかカエル推しである。
入口には東京芸大生作のカエル像があり、お土産屋さんにはカエルの置物とかがたくさん。



謂れが書いてあった。
すぐ横を流れる女鳥羽川に昔カジカガエルがたくさん生息していた。
カジカガエルは清流にしか住まないカエルで、昔のようにカジカガエルが帰ってくることを願ってシンボルとしたそう。
街中の川にカジカガエルとは、なかなか壮大な夢だが、是非帰ってきて欲しい。





街中は信州といえど暑い。
また体調を崩さないよう水分を小まめに摂っていたが、連れがアイスクリーム屋を見つけた。
入ることにした。
品揃えを確認すると、アルコールを含むアイスクリームを売っているではないか。
なんとも珍しい。





当然アルコール入りのを選択。
ジャックダニエルズとモヒートソルベのダブルで。
まずジャックダニエルズを食べてみる。
うーむ、甘い。
ジャックダニエルは甘いバーボン、もといテネシーウイスキーだが、これはその甘さか?
そもそも全然アルコール感がないのだが。





と疑問に思っていたら、下戸の連れが少し味見させろという。
食べさせたらとてもアルコールを感じるとのこと。
ふむ、苦手な人は少量であってもその存在を感知できるからなあ。
もう一つのモヒートの方は、ああラテンな南国の風味だなあと納得いく味わい。





美味しく食べ終わり、散策の続き。
連れが焼物のお店でなぜか海苔ワサビを買い、八百屋でブルーベリーを買っていた。
なわて通りの南側にある女鳥羽川を渡ると、なわて通りと並行して中町通りがある。
中町通りは漆喰の土蔵がたくさん残る通り。
工芸品を扱うお店や飲食店なんかが並ぶ。
そろそろお昼時で蕎麦を食べたかったのだが、連れが目をつけていたお店は店頭に行列ができていたので諦める。
さすがに時間の計算できない昼食のお店は予約出来なかった。
さてどこで食べようか。