goo blog サービス終了のお知らせ 

’09夏休み「カヤノ平」

2009-08-28 00:21:33 |  ’09夏休み
サイクリングの日、お昼はカヤノ平にあるキャンプ場の草地にある東屋で食べました。

三叉路を西に入り、しばらく行くと木が少なくなり景色が開けてきます。
平かな草原が現れ、大きな木がポツポツと生える牧場が見えてきました。
遠く、白黒の牛たちが草を食んでいるのが見晴るかせます。
牧場に隣接してキャンプ場があります。
草原に柵が敷かれ、向こうは牧場でこちらはキャンプ場。





テントが車の横に張られ、夏の午後をゆっくりと過ごす家族やグループが数組いらっしゃいました。いいなあ。
キャンプ場の奥の林には林間学校にでも使われるのか、備え付けの大型テントが幾つも並んでいます。
でも今日は使われている様子は無く、閑散としてさびしげ。
平日であるせいもあるのでしょうが、お盆を過ぎて遊びに出る人は少なくなったようで。
前に来たときは、牧場横の草地にはテントが立ち並び、どこかの小学校の生徒たちが林の中を走り回ってにぎやかだったので、その差にちょっと夏の終わりを感じてしまいました。

キャンプ場の管理棟の裏手の高まりに小さな東屋があり、そこでお昼を食べました。
いつものように、コンビニのおにぎりだったのですが、珍しく生たらこおにぎりを買ってきていました。
山中の草原を眺めながら、口の中は海の香りでいっぱい。
なんか不思議な組み合わせ、だった。

吹き渡る風が気持ちよく、食後はお昼寝、といきたかったのですが東屋の椅子は丸太を輪切りにしたもので、横になることができず、背中を柱に預けて不安定な格好で少し寝ただけでした。
ちょっと残念。

’09夏休み「見積り」

2009-08-26 21:51:26 |  ’09夏休み
結局、今回のサイクリングはその標高差に弱気になって、山中の楽に走れる部分だけ往復することにした訳ですが、事前に検討していたコース、実は標高差に加え走行予定距離もひどく間違えて見積もっていました。
大きな縮尺の地図を見て見積もったんですが、野沢温泉村から県道502号を志賀高原まで走り、そこから国道292号で中野市に下り、千曲川沿いに国道117号で野沢温泉村に帰ってくる周遊コースを60kmほどと目算していました。
これなら走れるだろうと。

カヤノ平のキャンプ場は野沢温泉村から志賀高原への県道502号の途中にあります。
そこへ入る三叉路の南の標識と北の標識です。



足すと65kmあります。
あっはっは、これを見てもう笑ってしまいました。
野沢温泉から志賀高原までだけで目算距離を超えてるって、私の目はひどい節穴ですね。
まあ確かに曲がりくねった道で、つづら折れ状態でしたから、直線距離を3倍くらいしないといけなかったようです。
これで行くと上記の周遊コースは110kmから120kmほどあるということで、倍の距離ですね。
やっぱり挑戦しなくてよかった。

先に怖気をふるった標高差について、激しいところは野沢温泉村からヤナギランガーデンまでの上りと志賀高原から中野市への下りでしょう。
志賀高原の方は調べていませんが、野沢温泉の上りは400mくらいから1400mまで上る必要がありました。
実際に車で上ってみると、2速、3速のギアを使用しないと上れない所があるきつさです。
これは私の脚ではとうてい上ることの無理な斜度。
半分くらい手で押して上らないと無理ですね。
どこかに楽して周遊できるコースはないかしらん。

あっ・・・。
あれっ・・。
・・上記周遊コースを走るのは不可能と結論付けていたのですが・・。
今この記事を書きながら思い出した光景があって、それを利用すれば可能であることに気がつきました。
ありゃりゃ・・。

この辺り冬はスキー場で麓の野沢温泉からヤナギランガーデンへゴンドラが繋がっているのですが、このゴンドラ、夏期も運行していました。
サイクリングの後、トイレを借りにゴンドラの山頂駅に行ったのですが、マウンテンバイクに乗ってゴンドラを降りてくる人がいたのです。
スキー場の斜面をマウンテンバイクで下るコースがあるようで、そこを走る人だと思われます。
自転車を載せて上げてくれるのだったら、車を麓に置いて、ゴンドラで1400mまで上り、志賀高原まで上ったり下ったりして楽しんで、志賀高原から下りだけの道を中野に降りて、平坦な千曲川沿いの道を野沢温泉村まで戻ってくるという方法があるのでは。
走行不可能な上り坂だけをゴンドラで置き換える。
総走行距離は100km位(その内20km位は下り)だから、十分走れそう。
そうか、そんなゴンドラがあるなんて調査不足だった。
もう一度確認して、ほんとに自転車を載せてくれるなら、再度周遊コースに挑戦することを検討したい。

うーん、思わぬ記事の結末になったな。はは。

’09夏休み「502」

2009-08-25 22:14:43 |  ’09夏休み
それでは手に入れたネタの数々、トップバッターは最も紹介したい経験となったサイクリングのお話から。
ツーリングと言いたいところですが、当初予定から変更して短距離を走っただけなので、サイクリングで。
野沢温泉村の山の上、ヤナギランガーデンからカヤノ平まで、長野県道502号「奥志賀公園栄線」を往復したお話です。


8/20(木)朝、出発予定地のヤナギランガーデンの駐車場に到着。
車を止めさせてもらい、自転車を降ろし折りたたみ解除、組み立て。
9時半頃出発しました。
ヤナギランガーデンは標高1400mほど。
ここからカヤノ平のキャンプ場まで往復する予定。
時間があれば少し志賀高原の方へも足を伸ばしたい。


道路は林道です。こんな感じ。


天気は上々、雨の心配なし。
彩雲が見れました。


東側対岸の林は朝の斜光線を受けて、柔らかげな表情を見せてくれます。


私の走ったこの区間、1400m から 1550mくらいの標高を上ったり下ったりします。
この林道、日陰の中を走り続けられる記憶があったのですが、今回走ってほとんど日陰は無いことが分かりました。
道端に高い木があるところだけ影がある。
それでも標高が高い故に気温は低く、25℃ほど。
自転車で走れば必ず風を感じ、気持ちよく走ることが出来ました。
前に車で走った時も窓から入る涼しい風を感じて、日陰の多いイメージができたのでしょうか。
反対に曇っていたら、寒かったかも。

道の傾斜はなだらか。
私の脚でも充分に上る事が出来る坂道で、余裕で楽しむことが出来ました。
ほんとに上ったり下ったりの連続で、少し息を切らす上りを終えた後は必ず気持ちの良い下りが待っています。
まあ、楽した下りの後は必ず上りが待っているのですが・・

しかしこの林道の下り道、それはそれは快適でした。
継ぎはぎがあるとポンポン跳んで不安定になるので嫌なんですが、舗装がいいので滑るように走れます。
自分で制御できるスピードまでしか出ないので、スピードの出すぎで恐怖を感じることも無い。
カーブの半径も緩やかで、自分がイメージしたラインをまんまトレースしてコーナーをクリアする快感。
くー、気持ちいい。


間に上りを挟みますが、下り始めると熱くなった体を吹き過ぎる風が冷ましてくれます。
眺めは木々の緑と青い空、白い雲、ときどきアゲハチョウが舞、前を横切る。
聞こえるのは鳥のさえずりと虫の声、ボーボーと鳴る風きり音。
この下り坂の気持ちよさと言ったら他にありません。
下る度、鳥肌立ってしまいました。

往復50kmほどですが、全区間ずっとこの繰り返し。


あと、走ってる車が非常に少ない。ほとんど無い。平日だからでしょうか。
これが結構重要。
見通しがいいので車が来ていないことを簡単に確認でき、後方からの車を気にすることなく道の真ん中を走ることが出来て、道の端を走る緊張から解き放たれます。
この気持ちよさは病み付きになってしまうかも。
いやー、自転車持って来て良かった。

’09夏休み「報告」

2009-08-24 10:49:06 |  ’09夏休み
またまた、ご無沙汰してしまいました。
ようやく夏休みを取って、8/18(火)の晩から8/22(土)の晩まで、信州に旅に出ておりました。
ネタをたっぷり仕入れてきましたので、また披露したいと思います。


旅程は次の通り、前に記事にした夏休み妄想の妥当な案5日の旅とほぼ同じです。

8/18(火)晩、車に自転車を積んで出発、中央道のPAで車中泊。
8/19(水)、上信越道は信州中野ICを流出し、志賀高原へ、志賀山を登り四十八池を散策。
        晩は中野市のビジネスホテル泊。
8/20(木)、奥志賀林道を自転車で上の平高原からカヤノ平高原を往復。
        晩は野沢温泉の観光ホテル泊。
8/21(金)、移動日、ドライブ。晩は小諸市のビジネスホテル泊。
8/22(土)、浅間山(黒斑山)登山。帰阪。

今回は徒然なるまま、心に残った事物を記載していきたいと思います。
どぞ、よろしく。