寒いですね!
冬ですから、寒い時期にちゃんと寒いのはありがたいことでもありますよね。
季節に合った過ごし方をすることで、心身ともに健やかにいられると思います。
中国の習慣で「九九消寒図」というものも素敵だなと思ったのでご紹介。
春の訪れをただ待つのではなく、毎日、描いた梅の花びらに一枚ずつ色をつけて
すべての梅に色がついたら春になる!というものだそうです。
参考までに
その昔、中国には、「冬至来たりて陽気起こり、万物うごめきて新しき生命生まれ出る。よって祝福すべし。」といい、冬至はおめでたい日とされ、「冬至にワンタン、夏至にそば」といって、冬至を祝う食べ物として、ワンタンを食べる風習があったようだ。もちろん、今では冬至を祝日とする人はいないが、北京の厳寒はこの日から始まり、九九八十一日間の厳しい寒さを乗り越えてはじめてうららかな春がやってくるという。一日一日数えながら待つ春、昔は今のような暖房設備もなかったので、それこそ指折り数えて凍えながら待ったに違いない。そうした気持ちを表したのが「九九消寒の図」である。
冬至の日、枝に、一輪に9枚の花びらを付けた梅を合わせて9輪描き、毎日花びらに一枚ずつ色をつけてゆく、そして、九九八十一日過ぎると、「画中の梅すべて彩る時、外は緑に染まる」という詩句にも見られるように梅の花びらがすべて塗りつぶされた時、外は暖かい日差しを受けてうららかな春が訪れているというのだ。そして、一九から九九までの季節の移り変わりを歌ったのが「九九の歌」である。
一九二九は人に会っても手を出さず、 三九四九は氷の上を平気で歩く、 五九六九は河沿いに柳をながめ、 七九氷解け、八九雁戻る、 九九に一九たすころは、牛が鋤(すき) 引き田起こし始まる。
この「九九」は農村だけでなく、都市の生活にも深く染み込んでいる。「どおりで寒いと思ったら、もう三九だったんだ。」とか、「スケートはもうできないね、七九も過ぎたんだから」。まあ、こんな具合に「九九」は私たちの生活の中に生きているのだ。
でも、「九九消寒の図」を部屋に飾る家はもうないであろうが、気の利いたカレンダーなら、一九の始まりとか、一九の何日目とかきめ細かに赤い字で記入したものもある。それを見ては、「ああ、もう八九か、寒さも山場を過ぎたわけだ、これで長い冬も終わりだ。」とホッと胸をなで下ろす。
(北京の風さまより)
人はこの自然環境で生活しているので、
その自然に合わせて暮らすことが、一番合った暮らし方のように思いませんか。
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