熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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中将棋駒のお答え

2019-12-28 13:16:06 | 文章

先ほど、小生作成の中将棋駒について質問をいただきました。
質問者にはメールでお答えしましたが、同じ内容を掲載しておきます。

中将棋駒は、10年少し前から作るようになりました。
それまでは、駒数が多い中将棋なんてという気持ちがあり、見向きもしなかったのですが、
水無瀬神宮で、中将棋を指される棋士の神崎健二さんや中村巧さん、中将棋連盟の皆さんを招いて
「中将棋大会」を企画することになり、この時の大会で使う駒を、水無瀬神宮に残る400年前の手法=書き駒=にこだわって一組の中将棋駒を作りました。これが私が作った最初の中将棋駒で、後に、文化庁補助金で地元の島本町がお買い上げになり、今は同町資料館に常設展示されています。

 その後は、彫りと彫り埋めで、水無瀬兼成さんの筆跡に倣った文字で中将棋駒を何組か作りました。
数は正確には覚えていませんが、10組あまりでしょうか。
この中には、レギュラーサイズ以外に、将棋盤サイズの少し小さなものも数組、含まれます。
 
ところで、水無瀬兼成さんの裏の文字のなかには、今の人には読みにくい(読めない)ものがあるので、表は水無瀬兼成さんの筆跡文字でも、読みにくい裏の文字は今の人に読みやすいように、私の筆跡でアレンジし、これが、今5組の完成を目指し作成中の中将棋駒です。
今日の成果を映像にしましたので、ご覧下さい。
 
 

 

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