熊澤良尊の将棋駒三昧

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二つの話題で

2024-07-15 19:16:49 | 文章

7月15日(月)、雨曇り。

今日は二組のご来客がありました。

午前中は、京都の金属加工会社のお二人。
この会社は2年前にも訪問があって「アルミで駒を作りたい」とのことでしたので、文字の一つとして巻菱湖の字母紙をお渡ししていました。
今回は、やっと出来上って「それを見て欲しい」と言うことで、拝見したのは立派な桐箱にセットされたアルミ製の将棋盤、駒台、そして駒のセット。それを見て、何か意見が欲しいということでした。
アルミの駒については、もともと否定的な見方を持っていたのですが、会社をあげてのチャレンジと言うことで、それは横に置いて、私なりの意見を幾つか申し上げました。
その詳細については割愛しますが、制作した金属会社としては技術面で何らかの刺激と言いますか、申しあげたことが参考になれば幸いです。

午後は水無瀬神宮のある島本町からのお二人。
今度の12月1日に予定されている「水無瀬駒見学会」の打ち合わせと、水無瀬駒関連の四方山話。結構深みのあると言いますか、かなり突っ込んだ話にもなって、時間が経つのが早く快い何時間ではありました。





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2 コメント

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Unknown (長考派)
2024-07-15 23:49:04
訪問客は、趣味的な個人のお客さんではなかったのですね。アルミ製の盤と駒ですか。天地柾の榧盤、虎斑の柘植駒に憧れる棋客にはどうなのでしょう。現代はAI全盛の時代、コンピュータ同士の対戦には相応しいかもしれません。
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Unknown (くまざわです)
2024-07-16 03:12:29
そうですね。
金属会社の件は、会社の技術で、どれだけのモノが作れるかというチャレンジなのでした。
それに対しての私の感想とアドバイスは、それまでの金属加工会社が持つ金属加工としての常識と言いますか、固定観念を超えた意見として聞いていただきました。
そういう意味では、何らかの役に立つものかもしれません。
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