熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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「原田泰夫書」と、アレンジした御蔵島ツゲ駒木地

2024-07-01 17:37:35 | 文章

7月1日(月)、雨。
梅雨の真っただ中。

今日は、平箱の中塗り作業を半日ほどと、次の木地揃えでした。
このあいだアップしようとしていた「原田泰夫書」の駒。アップするのを忘れていましたので、遅まきながらアップします。

そして、今日、アレンジした木地の映像。
御蔵島ツゲの柾目斑杢。御蔵島ツゲの中でも深い色合いの一組です。


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8 コメント

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Unknown (長考派)
2024-07-01 22:23:13
アレンジした木地とあります。
木地をアレンジするとは、どういう工程をいうのですか。玉将から歩兵に至るまで、どの木地をどの駒にするか一組の駒木地を組む作業をいうのでしょうか。
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Unknown (くまざわです)
2024-07-01 23:56:08
ご質問への答えです。
一組毎にセットした木地でも、その中に少し違和感があるものが混じっていることがあります。
「アレンジ」は、その違和感がある木地を取捨選択して、一組毎の40枚(実際は42~3枚)に整える工程です。
それは表面を仕上げに近い状態にしないとわからないことが多いので、彫る前に入念に磨いて全体としての木地の感触を確かめて、整えるわけです。
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Unknown (長考派)
2024-07-02 07:46:25
解説ありがとうございます。
「違和感を感じる木地がある。」
感じるかどうか、これは作り手の感性の問題と思います。たとえ感じたとしても商業ベースの立場から、スルーしてそのまま一組の将棋駒となる場合もあるでしょう。各工程のこだわりが、出来上がった駒の品格を決めるのだと思います。
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Unknown (くまざわです)
2024-07-02 15:20:35
こちらこそ、ありがとうございます。
出来るだけ納得がいけるものをとの思いです。
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Unknown (ニシジン)
2024-07-02 18:21:40
いつも楽しく、ブログ拝見させて頂いています。
アレンジした駒木地、斑入り杢でバランスの取れた良い木地ですね。
駒の出来上がりがワクワクします。 既に書体も決まっている様に思いますが、
宜しかったら、どの様な書体名をお考えか教えてください。
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Unknown (くまざわです)
2024-07-02 19:28:15
ニシジンさん。
ご無沙汰しています。コメントありがとう。
あの木地ですが、何にしようかと思っていたのですが、「兼成卿水無瀬(水無瀬兼成卿)」にすることに決めました。
決めた根拠は特にありませんが、変にテライの無いオーソドックスな文字が良いだろうと、思ったからです。
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Unknown (ニシジン)
2024-07-02 20:38:46
早速のご返信ありがとうございます。
実は私も、木地を観て直ぐ、「兼成卿水無瀬」か「古水無瀬」と思いました。
先生と見解が一致しました。 既に木地自体に深み重みが有り、さらに
良尊作で品格の備わった良い駒に仕上がると思いました。
出来上がりが楽しみです。
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Unknown (くまざわです)
2024-07-03 00:27:53
考えが一致しましたか。
それは良かったです。
多少時間がかかりますが、しっかりと進めたいと思います。
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