熊澤良尊の将棋駒三昧

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7代目駒権「歩武」の駒

2024-06-26 17:35:39 | 文章

6月26日(水)、曇りがち。
梅雨のこの時期の蒸し暑さは格別。
昨日の湿度コントロールは適切で、15枚ほどの盛り上げは、総て上手く仕上がっておりました。
今日は、4時間ほどの野暮用の
残り時間の活用は、未着手だった「平箱」20個ほどの下塗りでした。

本日の映像は、7代目駒権こと國島権次郎作「歩武」の駒。
何処かにあったと、二日間、捜しあてての撮影です。
彫り駒としては、上等品になりましょう。



 

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5 コメント

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Unknown (おお)
2024-06-26 22:52:37
駒権の駒には、独特の味わいがあります。薩摩柘植に深彫りの書体、使い込まれて飴色になります。道頓堀の道場に置くと似合いそうです。本駒は上等品とあります。画数の多い書体で、と金は略字の「ノ」ではなく、しっかり「と」です。この駒の製作には字母紙が用いられたのでしょうか。それとも直彫りでしょうか。
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Unknown (熊澤です)
2024-06-27 02:37:20
7代目駒権の「歩武」。
字母紙は使わず、直彫りだと思います。
センスが高ければ、彫も、その道を積み重ねて、練達すればこのように彫れるようになると思うのです。
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Unknown (タカオ)
2024-06-27 10:12:04
投稿ありがとうございます。

錦と竜司を足して割ったような印象です。
字母のばらつきも味といった感じですね。
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Unknown (たかの)
2024-06-30 11:59:30
漆のkとは大変勉強になります。
熊澤さんは、どこで購入されていますか?
信用ある漆屋さんだと思います。
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Unknown (くまざわです)
2024-06-30 13:20:52
漆屋さんですか。
やっぱり、信用が第一ですが、これはある程度、付き合ってみなければ分かりません。
もう、10年近くなりますが、輪島の漆屋さんとのことです。そこは20年以上前に、駒サロンの仲間たちと能登旅行した時、その漆屋さんに立ち寄って以来のお付き合いだったのですが、ある時注文した生漆(5本)には、本来、商品にならない乾いた膜状の漆が混入されたモノでした。
これは単なるミスではなく、使えない粗悪品を分かって送ってきたことで、以来、その店には注文する気にはならず、輪島と言っても、それだけで信用できるブランドではないということを学びました。
現在は、京都のあるお店に注文しています。
何ごともそうですが、信用が置けるかどうかは、ある程度のお付き合いが必要だと思います。
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