熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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oakcreek様の雛駒は象牙製

2022-02-13 03:17:42 | 写真

2月13日(土)、深夜。

oakcreek様より、うれしいコメントをいただきました。
何年か前に、雛駒を作成させていただいたのですが、oakcreek様のブログに、その様子の画像をインスタグラムでアップしたとのご連絡をいただきました。
インスタグラムは使ったことが無かったのですが、先ほど、使い方を教えていただいて試みましたところ、このような画像を見ることができました。

その画像です。

将棋盤の大きさは、6センチほどでしょうか。
oakcreek様は、雛道具を愛玩なさっていて、画像はそのうちの3面。
これらは古いものですので、駒や碁石は残っていないのですね。
で、この中の直径3ミリほどの「碁石」は焼き物で、ご自作されたそうです。

白く映っている雛駒は、幅5ミリあるかないかの象牙製。
心持ち厚く作りました。
と言っても、厚さ1.5ミリほど。先端は1ミリ。
文字は小生の漆書きで、傾斜を付けた5角形、10辺の角も面取り。米粒を2つ3つ合せたほどの大きさ。加工時、指先で持つのも難しく、少々難渋した覚えがあります。
ツゲの駒だと、息を少し吹きかけるだけでどこかへ飛んでゆくのですが、象牙だと重量があり、何とか防ぐことになります。

点画を省略せずの楷書の文字にこだわりましたが、このくらい小さな文字の時は、躊躇せずにスイッスイとリズムで書くことになります。
5~6年か、もう少し前だったかですが、そんな記憶がよみがえりました。
oakcreek様、ありがとうございました。

そしてoakcreek様ブログのコメントもコピーして、一存で張り付けさせていただきました。
ーーー アンティークの三面盤に象牙の雛駒 三面盤は蒔絵から見て多分、丸屋大木平蔵製かと、 雛駒は将棋駒師の熊澤良尊さんにお願いしました。
一番大きい王将で幅5ミリに漆で文字が書かれ、「良尊」のサインまで 大きさがわかるように定規を当ててみました。
 碁石は蛤と黒曜石で作ってもらえる方を探しましたが、3ミリの碁石なんて作ってくれる方は見つからず、自分でちまちまと焼結粘土で作りました。ーーー

 

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