熊澤良尊の将棋駒三昧

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もう一つの、本法寺の駒型墓石

2011-10-23 05:56:36 | 写真
10月23日(日)、曇り。

曇っていますが、少し青空もあるようです。

昨日は大橋宗桂ゆかりのもう一つの寺、本法寺にも行ってきました。
場所は、御所の北西。
京都のど真ん中、堀川通りに面した東側、町名も「本法寺前」。
日蓮宗の大きなお寺です。

墓地は寺の奥まったところ。
入ったところに無縁墓石が集められており、その左端に駒形墓石が一つ。
傍に生えている木の枝と手前の墓石が少し邪魔になっていますが、駒形なので近づけばそれと分かります。
高さは、5~60センチ。
正面に「南無妙法蓮華経 玉浄院宗桂日龍」、脇に「寛永十一年三月」とあります。

寛永11年は、初代宗桂没年の1634年。
最初にここ本法寺に葬られて、後に、霊光寺に分墓されたのでしょう。

本法寺には大橋家の墓がもう一つ笠付きのものがあるようですが、見つけられませんでした。
大橋家3代目以降の墓は、東京や関東地方に有ります。
江戸に移り住んだことで、京都とはだんだん縁が薄くなったのでしょう。

こんな話を、30日に「京都と将棋駒」の中で話そうと思っています。

ーーーー

霊光寺の駒型墓の裏側の写真を忘れていましたので、アップしておきます。
「桂馬」が大橋宗桂、「歩兵」が天野宗歩。


天野宗歩の墓石基盤には、京都ばかりでなく四国や岡山あたりの将棋指しが発起人として刻まれています。
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