熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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作品 文章 写真 販売品

桐の平箱

2024-06-11 17:56:51 | 文章

6月11日(火)、晴。

今日の午後、頼んでいた桐箱が届きました。平箱です。
全部で30個。その内、今日は10個分に手を入れることにしました。
桐箱と言えども、出来上がってきたそのまま使うのではなく、必ず自分の手を入れることにしています。
先ずは、ペーパー掛け。
全体に優しくペーパーを掛けるのは、手に取ったとき滑らかで手に優しくするためです。もちろん面取りもこの段階でしておきます。
10個のペーパー掛けの後は、「砥の粉処理」。
砥の粉を水に溶いて、刷毛で塗り込み、全体に砥の粉が行き渡ってから、さらに布で刷り込みます。
こうしておけば、色合いが深まり、生の木色から落ち着いた色になり、表面が滑らかで、汚れも目立たなくなります。
このあと、漆掛けも予定しているのですが、30個全体の準備を終えてから。

ということで、今日のところの映像は、右から、届いたばかりの桐箱、梱包から出したままの桐箱、砥の粉掛けした桐箱。

なお、内箱への段々仕切り入れ込みは、ずっと先になります
以上です。




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