6月16日(木)、雨。
近畿も梅雨入りとか。朝から雨です。
小さな庭先に、アジサイの花が咲き始めました。
この時期に似合うのは、何といってもアジサイの花。
仕事は相変わらずの盛り上げ。
今日は趣向を変えて、文字は「菫仙」。
「菫仙」の書体は、これまで何組か作りました。余り多くは作ってはいないのですが、何故か久しぶりに作っってみようと思い立ちました。
と言いますのも、彫りまで進めていて保留していた駒が一組ありまして、これを完成まで漕ぎつけようと思ったわけですね。
彫り駒で仕上げていてもよかったのですが、「彫り駒」は、いかにも中途半端。と言いますのも、私には、一人前の駒ではないという思いがあります。
どう思うかは、人々それぞれに違うととは思いますが、いつぞやの大山康晴名人は、駒権さん、つまり赤松さんが作った「彫り駒」をさして、「彫っぱなし」と言っていました。要するに「彫り駒」は、駒としての未完成品、つまり、完成品ではないという意識が強かったようです。
今日は、そんなことを思い出して、一日が過ぎました。
駒の写真集
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