2018-1027-man2985
万葉短歌2985 梓弓2797
梓弓 末はし知らず しかれども
まさかは君に 寄りにしものを ○
2797 万葉短歌2985 ShuF588 2018-1027-man2985
□あづさゆみ すゑはししらず しかれども
まさかはきみに よりにしものを
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第22首。女。左注の「一本歌曰」に続けて、読下し「梓弓 末のたづきは 知らねども 心は君に 寄りにしものを」。
【訓注】まさか(真坂)[「今現在、さしあたって、の意」]。梓弓(あずさゆみ)[「弓末(ゆずえ)の意でかかる・・・枕詞」]。たづき(多頭吉)。