万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3858 このころの3591

2021年02月01日 | 万葉短歌

2021-0201-man3858
万葉短歌3858 このころの3591

このころの 我が恋力 記し集め
功に申さば 五位の冠  ○

3591     万葉短歌3858 ShuH541 2021-0201-man3858

□このころの あがこひぢから しるしあつめ
  くうにまをさば ごゐのかがふり
○=作者未詳。
【編者注】第3部(3855-3889、三十五首)の第4首。男。次歌に左注。第3857番の歌体は、五七五七五七七。
【訓注】このころの(比来之)。我が恋力(あがこひぢから=吾恋力)[「恋に捧げた俺さまの労力」。集中、ここと次歌だけ]。功(くう)[「官位昇進の根拠となる功績」]。冠(かがふり)[集中に3か所。下記注]。
【かがふる-編者注】(上代語)被る・蒙る。(1)かぶる。(2)(命令などを)受ける。平安時代に「かうぶる」、以後「かうむる・かぶる・かむる」に変化。(『詳説古語辞典』要約)
【2021年02月01日】2010年11月01開設から 3744日
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