2017-0824-man2572
万葉短歌2572 偽りも2384
偽りも 似つきてぞする いつよりか
見ぬ人恋ひに 人の死にせし ○
2384 万葉短歌2572 ShuF230 2017-0824-man2572
□いつはりも につきてぞする いつよりか
みぬひとごひに ひとのしにせし
○=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2517~2618、102首)の第56首。女。
【訓注】偽りも(いつはりも=偽毛)。人の死にせし(ひとのしにせし=人之死為)[下記注]。
【編者注-死】『万葉集』原文に「死」表記は非常に多い。最初から巻10までの出現回数は、55か所。