万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌4511 鴛鴦の棲む4182

2022年10月12日 | 万葉短歌

2022-1012-man4511
万葉短歌4511 鴛鴦の棲む4182

鴛鴦の棲む 君がこの山斎 今日見れば
馬酔木の花も 咲きにけるかも  三形王

4182     万葉短歌4511 ShuJ802 2022-1012-man4511

□をしのすむ きみがこのしま けふみれば
  あしびのはなも さきにけるかも
〇三形王(みかたの おほきみ)=20-4488歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第219首。題詞に、「属目山斎(さんさいを しょくもくして)〔(山斎(さんさい)=「中国の山水幽棲の思想による語で、山中の居室、別荘…。和語では<山斎(しま)><島(しま)>…。」)〕作歌三首」、その第1首。左注に、「右一首大監物三形王」。
【訓注】鴛鴦(をし=乎之)。君(きみ=妓美)[清麻呂]。馬酔木(あしび=安之婢)[「その繁茂は豊穣の予兆…」。集中に10か所]。



最新の画像もっと見る