2018-1026-man2984
万葉短歌2984 剣大刀2796
剣大刀 名の惜しけくも 我れはなし
このころの間の 恋の繁きに ○
2796 万葉短歌2984 ShuF586 2018-1026-man2984
□つるぎたち なのをしけくも われはなし
このころのまの こひのしげきに
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第21首。女。
【訓注】剣大刀(つるぎたち)[下記注。04-0616剣大刀 名惜雲(つるぎたち なのをしけくも)、11-2499剣刀 名惜(つるぎたち なのをしけくも)]。このころ(此来)。
【依拠本注-剣大刀】「名」の枕詞。「刃(な)」の意でかかる。「刃」はカタカナのナでヤイバの古名。