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2015-0424-man1705
万葉短歌1705 冬こもり1564
冬こもり 春へを恋ひて 植ゑし木の
実になる時を 片待つ我れぞ 柿本人麻呂
1564 万葉短歌1705 ShuE083 2015-0424-man1705
□ふゆこもり はるへをこひて うゑしきの
みになるときを かたまつわれぞ
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文に作者名なし。09-1709 歌左注参照。
【編者注】「献舎人皇子歌二首」の第2首。「雑歌(09-1664~1765 一〇二首)」の第42首。
【訓注】こもり(木成)。春へを恋ひて(はるへをこひて=春部恋而)。我れ(われ=吾等)[依拠本引用に「人麻呂が一座の人びとを代表してうたった」]。