万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3730 畏みと3467

2020年09月27日 | 万葉短歌

2020-0927-man3730
万葉短歌3730 畏みと3467

畏みと 告らずありしを み越道の
手向けに立ちて 妹が名告りつ  中臣宅守

3467     万葉短歌3730 ShuH267 2020-0927-man3730

□かしこみと のらずありしを みこしぢの
  たむけにたちて いもがなのりつ
〇中臣宅守(なかとみの やかもり)=第3723番歌注参照。
【編者注】中臣宅守・・・六十三首(3723~3785)の第8首、悲別歌群8首(3723~3730)の第8首。男。左注に、「右四首中臣朝臣宅守上道作歌」。
【訓注】告らず(のらず=能良受)。み越道の 手向け(みこしぢの たむけ=美故之治能 多武気)[「越の国へ行く道の峠。ここは・・・逢坂山」]。告りつ(のりつ=能里都)。