万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3712 ぬばたまの3449

2020年09月09日 | 万葉短歌

2020-0909-man3712
万葉短歌3712 ぬばたまの3449

ぬばたまの 妹が干すべく あらなくに
我が衣手を 濡れていかにせむ  〇

3449     万葉短歌3712 ShuH223 2020-0909-man3712

□ぬばたまの いもがほすべく あらなくに
  わがころもでを ぬれていかにせむ
〇=作者未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第135首。「竹敷浦・・・歌十八首」の第13首。男。
【訓注】ぬばたまの(奴婆多麻能)。我が衣手(わがころもで=和我許呂母弖)。