万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3708 物思ふと3445

2020年09月05日 | 万葉短歌

2020-0905-man3708
万葉短歌3708 物思ふと3445

物思ふと 人には見えじ 下紐の
下ゆ恋ふるに 月ぞ経にける  阿倍継麻呂

3445     万葉短歌3708 ShuH223 2020-0905-man3708

□ものもふと ひとにはみえじ したひもの
  したゆこふるに つきぞへにける
〇阿倍継麻呂(あへの つぎまろ)=第3656歌参照。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第131首。「竹敷浦・・・歌十八首」の第9首。男。左注に、「右一首大使」。
【訓注】物思ふ(ものもふ=毛能毛布)。下紐(したひも=之多婢毛)。