万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3722 大伴の3459

2020年09月19日 | 万葉短歌

2020-0919-man3722
万葉短歌3722 大伴の3459

大伴の 御津の泊りに 船泊てて
竜田の山を いつか越え行かむ  〇

3459     万葉短歌3722 ShuH249 2020-0919-man3722

□おほともの みつのとまりに ふねはてて
  たつたのやまを いつかこえゆかむ
〇=作者未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第145首。「回来筑紫・・・歌五首」の第5首。男。巻十五の前半(遣新羅使人歌群)終。
【訓注】大伴の御津(おほとものみつ=大伴乃美津)[前歌参照]。船泊て(ふねはて=布祢波弖)。竜田の山(たつたのやま=多都多能山)[「生駒連峰の一峰。奈良県生駒郡三郷町(〔さんごうちょう〕)立野の竜田大社西方」]。