2020-0409-man3554
万葉短歌3554 妹が寝る3299
妹が寝る 床のあたりに 岩ぐくる
水にもがもよ 入りて寝まくも ○
3299 万葉短歌3554 ShuG567 2020-0409-man3554
□いもがぬる とこのあたりに いはぐくる
みづにもがもよ いりてねまくも
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第100首。男。
【訓注】寝る(ぬる=奴流)。床(とこ=等許)。ぐくる(具久留)[「<くくる>は<くぐる>の古形」。”ぐくる”訓はここだけ]。