万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3451 左奈都良の3196

2019年12月16日 | 万葉短歌

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万葉短歌3451 左奈都良の3196

左奈都良の 岡に粟蒔き 愛しきが
駒は食ぐとも 我はそとも追じ  

3196     万葉短歌3451 ShuG423 2019-1216-man3451

さなつらの をかにあはまき かなしきが
  こまはたぐとも あはそともはじ
〇=出典未詳。
【編者注】雑歌(3438-3454、17首)の第14首。女。
【訓注】左奈都良(さなつら)[常陸国磯崎?酒列?]。愛しき(かなしき=可奈之伎)[「いとしい男」]。食ぐ(たぐ=多具)[「食べる。飲む。」(『詳説古語辞典』) 02-0221採而多宜麻之(つみてたげまし)]。我は(わは=和波)。そとも追じ(そともはじ)[「<そとも追(お)はじ>の約。<そ>は馬を追う声]。