万葉短歌1333 佐保山を1203
2014-0413-man1333
万葉短歌1333 佐保山を1203
佐保山を おほに見しかど 今見れば
山なつかしも 風吹くなゆめ ○
1203 万葉短歌1333 ShuD323 2014-0413-man1333
□さほやまを おほにみしかど いまみれば
やまなつかしも かぜふくなゆめ
○=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄山」(山に寄す)。五首(1331~1335)の第3首。
【訓注】佐保山(さほやま)[奈良市旧佐保山町の山]。おほに(於凡尓)。山なつかしも(やまなつかしも=山夏香思母)。