万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1332 岩が根の1202

2014年04月12日 | 万葉短歌

2014-0412-man1332
万葉短歌1332 岩が根の1202

岩が根の こごしき山に 入りそめて
山なつかしみ 出でかてぬかも  

1202     万葉短歌1332 ShuD322 2014-0412-man1332

いはがねの こごしきやまに いりそめて
  やまなつかしみ いでかてぬかも
=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄山」(山に寄す)。五首(1331~1335)の第2首。
【訓注】岩が根(いはがね=石金)。こごしき山(こごしきやま=凝敷山)。入りそめ(いりそめ=入始)。山なつかしみ(やまなつかしみ=山名付染)。