万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0462 今よりは0408

2011年12月28日 | 万葉短歌

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万葉短歌0462 今よりは0408

今よりは 秋風寒く 吹きなむを
いかにかひとり 長き夜を寝む  大伴家持

0408     万葉短歌0462 ShuB339 2011-1228-man0462

□いまよりは あきかぜさむく ふきなむを
 いかにかひとり ながきよをねむ
○大伴家持(おほともの やかもち)=第403歌参照。原文題詞には、「大伴宿祢家持」。
【編者注】原文題詞に、「大伴宿祢家持悲傷亡妾作歌一首」。
【編者注-亡妾】依拠本訓は「ばうせふ」だが、「なきつま」とも。戸令(こりゃう)などによって、妻(さい)に次ぐ妾(せふ)が認められている。
【訓注】寝む(ねむ=将宿)。