万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0434 風早の0382

2011年12月02日 | 万葉短歌

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万葉短歌0434 風早の0382

風早の 三穂の浦みの 白つつじ
見れどもさぶし なき人思へば  河辺宮人

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□かざはやの みほのうらみの しらつつじ
 みれどもさぶし なきひとおもへば
○河辺宮人(かはへの みやひと)=未詳。第228歌参照。
【編者注】第434歌~第437歌の題詞原文の、「河辺宮人見姫島松原美人屍哀慟作歌四首」の第一首。脚注に「或云」として下句「見れば悲しもなき人思ふに」と。
【訓注】美人(をとめ=初出)。哀慟(かなしびて)。つつじ(管仕=初出は第185歌)。