さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

狂言鑑賞

2009-02-15 21:40:28 | 趣味
 昨日同様に2月とは信じられないほどポカポカ陽気の今日、調布駅前にあるグリーンホールで催された「狂言会」を鑑賞してきた。

狂言は能と同様に桃山時代から続く伝統芸能で、特に狂言は庶民の笑いを意識して能舞台の上で演じられている。

今日鑑賞した狂言は、京都を拠点に活躍する大蔵流・茂山千五郎家の狂言会で、演目は「二人袴」「千鳥」「梟(フクロウ)」の三つ。

狂言は日頃馴染みのある映画とことなり、今までなんとなくとっつきにくい感じがしていた。

しかし最近は狂言の絵本が出版されたり、子ども向けに「狂言こども体験や観賞会」等が開かれたり、小学校の教科書にもとりあげられるようになってきた。

つまり、室町時代から脈々と受け継がれてきた伝統芸能の能や狂言を、今の時代に生きる庶民に理解して愛してもらう、いわば裾野を広げるための活動をされておられるのだと思うが・・・

今日の演目は、多少言葉が聞き取りにくい点はあったが、思っていた以上に楽しめた。
なにより演者の声の張りとボリュームに圧倒された二時間だった。

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