さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

椿にヒヨドリ

2016-01-29 14:42:15 | 花&植物
 我が家の前の土手に大きなヤブツバキがある。かれこれ一カ月近く椿の花が咲いている。

この椿の木の周辺が毎日ヒヨドリたちで賑やかだ。その理由は、花の蜜を吸いに沢山の
ヒヨドリが飛んできて、花に群がり大騒ぎしているからだ。

鳥のいない間に、私も数枝切り取らせてもらった。この花を玄関の脇に飾った。
結構素敵だ!

南天の実

2016-01-23 14:58:08 | ひとこと
 このところ寒い日が続いている。我が家の周りには数日前に降った雪が、まだ溶けずに残っている。

家の前の原っぱもまだ真っ白。スズメにヒヨドリなどの野鳥が餌を求めて、最後のご馳走の南天の実に
群がっている。

ある人から聞いた話だが、野鳥にとって南天の実はあまり美味しくないそうで、他に餌となる実がなくなると
仕方なくついばみにくるそうだ?この話は本当かな?

ちなみに我が家の南天の実は上のほうはもうあらかた食べつくされて、今は木の下の方に少し残っているのみ。

新刊紹介『岬のマヨイガ』

2016-01-13 13:41:41 | 児童書
 両親を同時に失くし親戚に預けられることになった少女と、夫の暴力から逃れてきた女性は
偶然東北の小さな狐崎の駅に降り立った。駅前の食堂で遅い昼食を取り終えたその時、大きな
地震に遭遇し、間もなく巨大な津波が襲ってきた。

見ず知らずの二人は手に手をとって地元の人について避難先に向かった。知らない土地での
不安な避難生活を変えたのは、不思議な一人の老婆だった。この老婆によって二人の運命は
・・・

・書名   『岬のマヨイガ』

・著者   柏葉幸子

・絵    さいとうゆきこ

・出版社  講談社  2015年9月初版  \1500+税

・グレード 小学校高学年~

 本書は 柏葉幸子さん、デビュー40周年記念作品で、「日常」と「不思議」を巧みなタッチで
描いている。また、作中の不思議な老婆の故郷である遠野の民話も随所に登場し、河童や狛犬等も違和感
なく描かれている。
 3・11を中心に据えた作品だが、なかなか読み応えのある作品だ。



次々に閉店

2016-01-06 15:45:30 | ひとこと
 昨年末我が家の近くにある商店が相次いで閉店した。

最初は美味しいと評判だったお蕎麦やさんが店を閉めた。理由がよく知らないが、結構お客さんが入っていて
繁盛していたようにみえたが・・・

次に丁寧な仕事で評判だったクリーニング屋さん。ここは今時には珍しく家まで御用聞きに来てくれる
クリーニング店だったが、秋口にご主人が病に倒れ、そのまま廃業に追い込まれたという。

最後は年末に閉店した書店。ここは大手の書店が主流のなかにあって、細々ながらもがんばって店を続けて
いらしたが、遂に閉店においこまれてしまった。私も私の友人も頻繁にこの店をひいきにして応援して
いただけにすごくショックを受けた。
書店のご主人曰く、なにせお客さんが、とくに若者や子どもが年々減ってしまい、もうどうすることも
出来ないとこぼしておられた。確かに町はさびれてしまった・・・

身近にあって便利な商店が次々とシャッターを下ろしてしまい、これからは特にお年寄りには暮らしにくい
世の中に益々なってしまうのか?心配だ。

新刊紹介『車夫』

2016-01-03 16:02:08 | 児童書
 ここ数年、外国から来日する外国人が急激に増加している。東京では浅草のあたり、特に雷門の仲見世あたりは日本人より外国人の
数がダントツに多いようにおもう。
雷門の横には、観光客を乗せて街中を観光する「人力車」がかなりの数が客待ちしている。

本書はそんな人力車の引き手の世界に飛び込んだ一人の少年を描いている。

高校を経済的理由で途中退学した少年吉瀬走(きつせ そう)は、ひょんなことで力車屋にスカウトされた。もともと走ることが
大好きだった走は人力車の車夫として働きはじめる。

走は車夫として走ることで、次第に成長していくが・・・

・出版社   小峰書店 2015年11月初版    \1500+税

・著者  いとう みく

・グレード 小学校高学年~

 本書は見かけても一度も乗ったことのない人力車、この引き手の車夫という世界がなかなか興味深く描かれている。また主人公の
走少年の成長も読んでいてすがすがしい。



新しい年

2016-01-02 11:20:41 | ひとこと
いよいよ新しい年2016年がスタートした。元号では平成28年。

本当に紛らわしいので、どちらかに統一できないものか?いつも迷ってしまい
これも歳のせいなのか?

ところで、昨年は私が思いもよらない病気が発覚して手術し入院生活を送った。
そして年末には身内に不幸があり、二人があの世に旅だった。

今年は平穏な一年であるように願うばかりだ。

我が家の小さな庭には、今年もマンリョウが沢山真っ赤な美をつけてくれた。
これはみんな小鳥からのプレゼントだ。

色彩の乏しい冬には、濃緑の葉と赤い美が美しい。わが家のマンリョウはなにも手入れを
していないので、江戸時代から続く古典植物なのかもしれない。