さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

新刊紹介『ゾウと旅した戦争の冬』

2014-06-30 16:01:31 | 児童書
 この物語は今はカナダの老人介護施設に入居しているリジーおばあちゃんが、看護師の私と息子のカールに
リジーが16歳の少女だった当時を振り返り、語っていく形をとっている。

リジーが16歳だった当時、ドイツは第二次世界大戦末期で彼女の住むドレスデンは壊滅的な状況下にあった。
動物園の飼育係だったリジーの母親は、当時まだ小象のマレーネを自宅に連れてきた。
まもなくドレスデンにも戦火が迫り、リジーと弟のカーリーは母親と小象のマレーネと共に戦火を逃れ
安全と言われていた西に向かって極寒の中を旅をする。果たしてこの旅の結末は・・・

・ 題名  『ゾウと旅した戦争の冬』

・ 作者   マイケル・モーパーゴ ・ 訳者  杉田七重

・ 出版社  徳間書店 2013年12月初版  1,500円∔税

・ グレード 中学生~

本書は戦争に巻き込まれた動物と人間の強い絆と愛を描いている感動物語です。
大人の方々にも是非読んでもらいたい一冊です。

夏つばき

2014-06-27 10:10:48 | 花&植物
 本格的な梅雨の季節に入り、私の好きなナツツバキの花が咲き始めた。
今年は例年以上に蕾の数が多いので、花を楽しむ時期も少し長めだと嬉しいのだが。

この花は、夏に椿に似た花と咲かせるところから、ナツツバキという名がついたそうだが
別名シャラノキ、サラソウジュともいう。

私がいつも面白いと思うのは毎年樹皮がぱりぱりと剥がれて、そのあとに赤っぽい
すべすべした樹肌が現れることだ。

花はたったの1日しかもたないが、真っ白い花がいかにも涼しげで美しい。

マナーの悪いおばさま

2014-06-20 10:55:25 | ひとこと
 私が通院している病院でのこと。内科待合室で私の隣に座っていた上品なおばさまが大きな
ブランド品のバックの中をなにやらゴソゴソ。取り出したのはペットボトル。

おもむろに中の水を飲み干すと、空になったそのボトルを床に置くと驚いたことにご自分の足で
椅子の下に蹴ってしまった。そして後はしらんふり・・・

その一部始終を見てしまった私はあまりのことにボー然!

姿かたちは上品そのものの老婦人だが、そのマナーの悪さで上品から一気に下品に陥落してしまった。

ゴミひとつ落ちてない清潔な病院内をまるでゴミ箱にするような行為は決して許せない。

そこで私は「ペットボトルはお持ち帰りください」の一言がノドまで出かかったが言えなかった。
やはり注意すべきだったかも・・・




ハマナスの花

2014-06-17 09:43:26 | 花&植物
 またまた八ヶ岳山麓で見かけた花、ハマナス。

このハマナスの花は、清泉寮前のポールラッシュ通りに面したキープファ-ムショップの横に広がる草原の
入口付近に咲いていた。

このハマナスはバラ科の植物で、幹には沢山の棘がある。花はとても濃い深いピンク。花に近づくと
甘い香りが微かにする。

ハマナスの実はジャムにすることもできるそうだ。

私はこの花は浜辺近くに咲く花とばかり思っていたが、北海道やカムチャッカ等 寒い地方でよく咲く花
のようなので、清里付近の気候に適しているのかな?

サラサドウダンの花

2014-06-15 12:20:12 | 花&植物
 今回散策した八ヶ岳山麓で、今年は例年になく見事なサラサドウダンを目にすることが出来た。

このサラサドウダンは、ドウダンツツジより葉も花も大きく、花は白地に紅色の筋が縦に入っている。
一見地味な花に見えるが、花が下になって咲いていてとても美しい。

他にもベニドウダンという種類もあるそうだが、私は今まで見たことがない。どこに行けばこの木はあるのだろうか?

この八ヶ岳山麓には多種多様な植生に恵まれていて、いつの季節に訪れても美しい花が見ることが出来る貴重な
場所だ。


九輪草の群生地

2014-06-14 22:35:57 | 花&植物
 一昨日から二泊三日の予定で八ヶ岳山麓の新緑を見に出かけてきた。毎年恒例の旅だが、今年は梅雨の季節に入ってしまったので
お天気が心配だったが、幸いなことに雨には降られず高原をたぷり散策することが出来た。

昨年は千ヶ滝の近くに群生していた九輪草を見てきたが、今年は「美し森」の奥に、やはり九輪草の群生地があるというので見に行ってきた。
この日は早朝から晴天に恵まれ、展望台から美しい風景とオレンジ色のレンゲツツジを観賞し、九輪草の群生地では紅色の花を見ることが出来た。

ここの九輪草は千ヶ滝の群生地よりはるかに多くの九輪草が咲いていて、見ごたえ満点だった。

ホタルブクロ

2014-06-10 10:53:14 | 花&植物
 梅雨の季節になると、我が家の近くの土手にホタルブクロの可憐な花が咲く。
以前はかなり沢山咲いていたが、最近はその数も徐々に少なくなってきた。
理由は定かではないが、花の色も薄紫よりも白にちかい色の花ばかりが目立つ。

ところが昨日出かけた際、思いがけなく美しい紫色のホタルブクロを分けていただいた。
早速庭に移植したが、来年もはたして咲いてくれるだろうか?

新刊紹介『ラスコーの洞窟』

2014-06-07 09:57:13 | 児童書
 ある日、ラバル先生は教室のみんなをフォン・ド・ゴームに連れていきました。そこは旧石器時代の洞窟です。
せまい穴を進んでいくと、壁の上にゆらゆらと浮かぶように沢山の動物の絵が見えてきました。
「見えるかいこれが芸術のはじまりだよ」先生はささやくようにいいました。「わたしたちの先祖にとって、ここは神聖な場所だった」

この洞窟は、1940年第二次世界大戦がはじまったころ、フランス南部のモンティニヤックにはまだドイツ軍が侵攻してきて
いなかったので、14歳のジャック少年は友だちと毎日楽しく遊んでいた。ある日友だちの愛犬がいきなり消えてしまった。
そのわけは・・・

・書名  『ラスコーの洞窟』ぼくらの秘密の宝もの

・エミリー・アーノルド・マッカリー  絵と文  青山 南 訳

・出版社 小峰書店  2014/3 初版  1,500円∔税

・グレード 小学校高学年~

 この洞窟内にある無数の壁画は4人の少年達によって偶然発見されたもので、保存状態もよく世界的にも貴重は発見となり、
世界中に伝えられた。発見した当時の少年はその後ラスコーの洞窟のおかげで人生が大きく変わったのだ。
是非大人の方たちにも読んでいただきたい一冊です。

アマリリス

2014-06-03 13:46:31 | 花&植物
 知人から頂いた鉢植えのアマリリスが開花した。キャンディー・ケーンという八重咲の種類で、大きな豪華な花が
一本の茎から三輪も咲いている。

一つの花の大きさがなんと直径17センチもあり、茎が花の重さに耐えられるか心配になり、開花と同時に
三本支柱を取り付けた。

南米原産のヒガンバナ科のアマリリスは水やりや肥料、冬の寒さ対策などかなり管理に手が掛かりそうで、果たして
私は上手く管理ができるかどうか今から心配だ。


駿河路の旅

2014-06-02 13:16:34 | 旅行
 近所のホームセンターがおこなった春の旅行キャンペーンに応募したところ、幸運にも当選した。
当日は生憎朝から小雨という最悪な天気だったが、間もなく雨もあがり、駿河路の日帰り旅行を
楽しんできた。

焼津港での昼食は鮪たっぷりのメニューで、とても美味しく頂いた。その後清水港のクルージングは
初めは雲に隠れていた富士山が次第に雲がとれて、船上から雄大な姿の富士山が一望できた。

下船後、ユネスコの文化遺産に登録された三保の松原を散策。36099本あるという松並木は絶景で
多くの観光客で賑わっていた。

当日が快晴だったらもっと美しい景色を堪能できたと思うが、薄曇りの天候ながら、松並木の向こうに
見える富士山はやはり絶景だった。