さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

赤ちゃんどんぐり

2014-08-31 10:40:50 | 花&植物
 今日で八月が終わり、一年の三分の二が過ぎた。

このところ急に涼しくなり過ごしやすい日が続いているが、来月は厳しい残暑になるのだろうか?

でも季節は少しずつ秋に向かっている。夜には虫の音が聞こえてくるようになったし、椚の木の
下には小さなどんぐりの実が落ちていた。

艶々した緑色の赤ちゃんどんぐり、しばらくテーブルの上で秋を楽しむことにしよう。

新刊紹介『犬になった王子』

2014-08-30 10:16:26 | 児童書
 今回紹介する絵本はチベットの民話です。
むかし、チベットのプラ国に勇敢で心のやさしいアチョという名の王子がいました。
そのころのプラ国では、食べ物といえば、ヤクや羊の乳と肉以外にはなにもありませんでした。
けれども、山の神のところには、おいしい食べ物ができる穀物のタネがあるという言い伝えがありました。
この話を聞いた王子はこの食べ物を国中の人々に食べさせたいと思い、山の神のところにでかける決心を
しました。ところが・・・・

・書名  『犬になった王子』 チベットの民話

・君島久子 文  後藤 仁 絵

・出版社 岩波書店 2013年11月初版  \1800+税

・グレード 小学校低学年~
 
このお話は中国四川省のアバ・チベット族チャン族自治州のマルカン一帯に伝承しているものです。作者の
君島久子さんは、文化大革命後訪中した際、当時はまだチベット地区には入れず、成都にある大学のチベット族
の学生からこの民話を聞いたそうです。
とても美しい絵と文で、『王様と九人のきょうだい』の絵本のようにいつまでも読み継がれていくことでしょう。

カレンダーのシール

2014-08-16 10:43:39 | ひとこと
 昨年の秋、私の所属している会で、栃木県にある絵本作家のいわむらかずお美術館を見学した。
その際に2014年度(今年)のカレンダーを購入した。
このカレンダーは月毎にめくる方式になっていて、どの月もいわむらかずおさんの「14ひきシリーズ」の
ねずみの家族の微笑ましい絵が描いてある。

一年のもう半分も過ぎた今時分になって、なんでこんなことをブログに書いているには訳がある。
それは、このカレンダーにはおまけのシールが付いていて、シールの絵をカレンダーの中に見つけたら
そのシールを貼っていくということになっているのだ。

ところが、8月の今になっても私が見つけたのはたった一つだけ。なんとも悔しい。
見つけられないその訳は、毎日続く暑さのせいで集中力が低下しているのか?あるいは自分の目が悪いのか?・・・
何れも皆総合しているのだろう。
9月になったらまたシールとカレンダーをにらめっこして絶対シールを貼れるようにしたい。だがだいの大人が
やることには少々大人げないかな?

この手は子どもが得意とする方法で、絵本の「ウオーリーをさがせ!」シリーズなどに子どもたちが夢中になっていたっけ。

野生の百合

2014-08-10 09:51:41 | 花&植物
 この夏も野生の百合があちらこちらに咲きはじめた。

この百合は崖と道路の隙間だろうが、放置していたプランターの中だろうがどこにでも咲き、とても繁殖力が強い。

花は横向きにつき、ラッパ状の筒型をしているので、テッポウユリの一種のようだ。

ここしばらく夏の間は純白の清々しい花を楽しめそうだ。

クレイクラフト作品

2014-08-09 09:33:38 | 趣味
 趣味で習っているクレイクラフト。クレイクラフトとは石粉粘土で作品を作り、焼成せずに自然乾燥させて
その後アクリル絵具を塗り、絵具が十分乾いたらニスを塗って仕上げると完成となる。

私はすでに10年以上習っているが、まだまだ自分が納得できる作品は数少ない。

最近は作品のアイディアもなかなか浮かばず頭を悩ましているところだが、娘が東南アジアのお香立てに
興味をもっているので、クレイクラフトでも出来ないかと考えてチャレンジしてみた。

形は少々いびつだが、なんとか完成。でも肝心なお香を立てる部分が上手くできなくて、これもいまいちの
作品となってしまった。


とんぼ

2014-08-07 10:25:07 | ひとこと
 今朝、この夏初めてトンボが我が家のベランダに飛んできた。かなり弱っていたようで、残念ながら
まもなく死んでしまった。

今まであまり見たことがないトンボなので、早速昆虫図鑑を引っ張り出して調べてみた。

昆虫図鑑でトンボのページを開くと、なんとトンボの種類の多さに改めて驚いた。

ムシメガネでトンボの隅々まで図鑑と見比べてみると、今朝のトンボはどうやらヤンマ科の「オナガサナエ」
の雌のようだ。

そういえば昨年の夏も大きなオニヤンマを玄関前で捕まえたことがあったけ。

駅から多少遠くて不便な住宅地だが、自然がまだ豊かなこの場所は住むにはなかなか良い所と改めて思った。

一円玉

2014-08-03 10:18:21 | ひとこと
 春に消費税がアップしてから、買い物をする際に一円玉の出番が急増した。

税がアップする以前は、私は一円玉を小銭入れから缶に移して保管し、ある程度
貯まるとユニセフの寄付にまわしていた。

ところがこのところ一円玉が保管する缶にあまり貯まらない。

そんなことを考えていたら、今朝 目にした新聞の川柳の欄に、栃木県の方の
『一円玉消費税には必需品』という句が載っていた。まったく同感である。

秋にはまたまた増税に関しての国会審議が始まるそうだが、もうこれ以上の
増税は勘弁してほしい。

新刊紹介『プケコの日記』

2014-08-02 16:37:35 | 児童書
 日本では馴染みのない鳥プケコ。この鳥はニュージーランドにすんでいる鳥で、家族が
まとまって暮らしているちょっと変わった鳥なのです。本書はちょっとすねたプケコの
男の子の毎日を日記風に描いた楽しいお話しです。

・ 書名  『プケコの日記』

・ サリー・サットン/作  デイブ・ガンソン/絵  大作道子/訳

・ 出版社 文研出版 2013年10月初版  \1,300∔税

・ グレード 小学校中学年~

ニュージンランドにいる鳥たちは飛ぶことができませんが、プケコは飛ぶことも泳ぐことも
速く走ることも出来ます。体長は50センチメートル、体重は1キログラムくらいの大きな鳥です。

プケコは沼や池のほとりの植物のしげみに家族で暮らし、3~4世代が一緒に暮らし3~9年と
長生きするそうです。テレビのコマーシャルに登場したりして、ニュージンランドの人々に
愛されている鳥のようです。

この夏休みの読書にお勧めしたい一冊です。