さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

MRI検査

2009-09-29 09:41:45 | ひとこと
 昨日私は夫が通院している病院で脳のMRI(磁気共鳴画像による診断)を
受けてきた。

MRIはここ1~2年で3回ほど受けているが、脳のMRIは7年前に脳ドック
を受診して以来だ。

受診するにあたって身に着けている時計、指輪、ポケットの中のキー等を出して
受診着に着替えてから検査台に寝る。

この台がスライドして、ドームの中に静かに入っていく。

スイッチが入ると、カンカンカン、ドドドドドーザザザザザーとまるで今工事の現場にいるようなもの凄い音が聞こえてくる。

この音に耐えて、約15分ほどで検査終了。

待合室で待っていると、名前を呼ばれて診察室へ。ここの病院はその日のうちに
結果が判るのがありがたい。

検査の結果、私の脳には今のところ脳の委縮も腫瘍も梗塞もなしとのこと。

やれやれ脳はまずひと安心。

しかし一つ疑問が???

私が今までMRIを受けた病院は、検査中はヘッドホンからCDで美しい音楽が
聞こえていたが、今回はあの騒音にひたすら耐えるだけ。

そして、検査中の音も(ガガガガートントントン)違う。どうして

これは機種の違い?不思議?まさかこんなこと聞くわけにもいかないし。まあ結果がOKだったのでよしとしよう。

青空にコスモス

2009-09-26 09:28:15 | 花&植物
 昨日は一日中雲ひとつない快晴。

高く澄みきった青空が心地よい。日中の日差しはかなりキツイが
でも真夏と違い、やはり秋を感じさせてくれる。

今我が家のコスモスは見ごろを迎え、この青空の下で風にそよいでいる
光景は本当に美しい!!

今年はコスモスの手入れができなかったので、実は今咲いて花は全部が昨年咲いた花のこぼれ種から発芽し生育したもの。

そこで解ったことは、生き残るのは強い品種だということ。
なんといってもピンクの花は強い!

白と濃い赤のコスモスは今年はほとんど見当たらない。

秋の子どもの本まつり

2009-09-22 20:22:18 | 児童書
 9月20日、秋の連休の一日をつかって開催した「秋の子どもの本まつり」が
盛会のうちに終了した。

今年の暦は9月になんと5連休もあり、天気にも恵まれて旅行されるご家族も多いのではないか?とか、今流行している「新型インフルエンザ」も心配だし・

いろいろと気のもめる「秋の子どもの本まつり」だった。

でもスタッフ一同万全の準備で当日を迎え、いよいよ朝の10時、スタートと
同時にかわいい子どもたちや親御さんが次々に会場に集まってくれた。

今年のプログラムは今までの反省を生かして、おはなし会の回数を一回少なくしたり、手作り工作の時間を少し長めにしたりと工夫した結果、参加者もスタッフも
ゆとりを持ってまつりを楽しむことができた。

小さなお子さんを連れた親子づれや、お孫さんと楽しむお年寄りなどの様子を見ると、今までの苦労も吹き飛んでしまった。

貴重な連休の一日、私たちの「日野・子どもと本の出会いの会」主催の「秋の子どもの本まつり」においでいただきありがとうございました。

また来年もがんばります。

海のエジプト展

2009-09-18 11:06:36 | 趣味
 先日パシフィコ横浜で開催中の「海のエジプト展」を鑑賞してきた。

会期が今月23日までということもあり、平日にもかかわらずかなり
混雑していた。

しかし、「海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝」と
いうことでみどころ満載の海のエジプト展だった。

広い会場を五つのエリアに分けてあり、まずは聖なる癒しの都カノープス
に入る。ここはセラピス神をまつる大きな神殿があり、たくさんの巡礼者が
訪れた町。

次にセンターサークルに入るが、ここは水中発掘現場で、海中発掘シーンの
再現ジオラマ等があり、水中考古学がわかる。

三つ目は、神々とファラオが出会う都ヘラクレイオン。ここには4メートル
以上もあるファラオや王妃、ハビ神の巨像が立っていて圧倒される。

四つ目は、クレオパトラが愛した都アレクサンドリア。ここはアレクサンドロス
大王によって建設され、プトレマイオス朝の王都として栄えた町。

最後にデジタル技術を使ったCG映像を、大画面でバーチャル体験できる
シアターで、2000年前の古代都市アレクサンドリアの海底を散策した。

私は興味深い展示物をじっくりと見たかったが、どのブースもものすごく
混雑していて、どれ一つとしてしっかりと見ることが出来ずとても残念だった。



会場にたくさんいた係員が客の流れをコントロール出来ないものかと思ったが
声掛けはなく、観客の携帯電話やペットボトルを持ち込む人に対する注意のみだったのにはガッカリした。



夏それとも秋?

2009-09-11 09:25:31 | 花&植物
 日中は暑い日でもこのところ朝夕かなり過ごしやすくなってきた。

いつしか蝉の鳴き声もあまり聞かれなくなり、草むらでは虫の音が聞かれるように
なった。まさしく季節は初秋。

でも我が家では、五月末に撒いた西洋朝顔のヘブンリーブルーがたくさん咲いている。
この朝顔は熱帯アメリカが原産で、日中でも開花しているので知られている。

隣の畑では咲き始めたコスモスの花が風にそよいでいるし、萩の花も咲いている。


この景色は夏?それとも秋?夏と秋が混然一体となってなんとも不思議は独特な風景だ。




新刊紹介『地雷のない世界へ』

2009-09-07 16:14:12 | 児童書
 今回の新刊は今まであまり紹介されたことのない犬の写真絵本です。

犬は近年ペットとして大勢の人たちのに飼われているが、ペット以外にも私たち人間のために働いてくれる犬がいることがいることはかなり浸透してきた。

例えば盲導犬、介助犬、聴導犬、麻薬探知犬などが人間のために活躍しているが、地雷探知犬についてのことは今まであまり耳にしていないように思う。

この写真絵本は、ボスニア・ヘルツェゴビナに滞在していた著者が地雷探知犬の訓練所の存在を知り、訓練を受けた犬がやがて地雷探知犬としてカンボジアで活躍
するまでを写真絵本として紹介した一冊です。

・書名   『地雷のない世界へ』 はたらく地雷探知犬

・写真・文 大塚敦子

・出版社  講談社  2009年7月初版   1600+税

・グレード 小学校中学年~

 世界中で今も地中に埋まっている兵器、地雷は8000個から1億もあるとされ、毎年世界の各地で地雷により傷ついたり命を落とす人が何千人もいるとのこと。

地雷探知犬による撤去作業はとても大変な作業です。本書の末には地雷に関する
様々な関連機関や活動について紹介されています。是非日本の子どもたちにも
この本を手にとってほしいと思います。





秋の子どもの本まつり

2009-09-06 13:51:42 | 児童書
 今年も「秋の子どもの本まつり」がまもなく開催されます。

 心に残る一冊の本との出会いのすばらしさを、一人でも多くの子どもたちに
知らせたい!子どもの本まつりは1993年その願いから始まりました。

たくさんの子どもたちとの出会いを楽しみにしています。ぜひご家族お揃いで
お越しください。

日時  2009年9月20日(日)10:00~15:30

場所  多摩平の森ふれあい館3階  (JR豊田駅北口徒歩10分)

参加費 無料

内容  ・おはなし会(2~3歳から大人まで楽しめます)
      (むかしがたり・紙芝居・絵本の読みきかせ・ストーリーテリング)

    ・1日ミニ図書館(見て読んでさわって楽しめます)

    ・手作りコーナー(科学的に考えながら作って遊ぶ楽しいおもちゃ作り)

    ・手作り作品展示(おはなし会でつかえるタペストリー、絵本の人形
             エプロンシアター等)

主催  日野・子どもと出会いの会

後援  日野市教育委員会

問い合わせ先 事務局☎042-592-2019 加藤まで

 

歴史再発見!佐渡の旅4

2009-09-05 16:14:27 | 旅行
 二泊目の宿は加茂湖に面した湖畔の宿。

この加茂湖は両津港の近くにある塩水湖で、カキの養殖で知られている
新潟県で一番大きな湖。

ホテルの室内からも湖面に設置されているカキの養殖筏がまるで幾何学模様
のようによく見える。

さて、今回の旅行最後となった午前中は、私たちもあの朱鷺で有名なトキの森
公園を訪れることにした。

ここでは特別天然記念物である朱鷺の保護と育成をおこなっていて、来館者用に
朱鷺に関するパネルや写真、かつて佐渡で生存していた最後の朱鷺「きん」の剥製
等を展示している。

いまここで飼育されている朱鷺は、約10メートル位はなれた回廊から見ることが
できる。(双眼鏡も置かれていた)

ここで前回放鳥された朱鷺は10羽で、そのうち1羽は狸に襲われて死んでしまい
あと1羽は行方不明、残りの8羽のうちメスは海を渡り、本州で生息が確認されて
いるとのこと。

また近いうちに二回目の放鳥されるそうだが、みな元気に自然のなかで生きてほしい。

ここのトキの森公園は、結構観光地化されているのではないかと思っていたが、
一見の価値はあると思う。

最後に、佐渡は大佐渡小佐渡にかけて、結構高い山々が連なっているが、なかでも
妙見山、金北山などは1000メートル級の山なのだ。

ドライバーさんがその山の「頂を見てください」と指さして教えてくれたので目を向けると、そこには防衛庁が管理する基地があり、日本海を隔てた朝鮮半島の方角に向けてレーダーが設置されていた。

改めて今日本が置かれている緊迫感が伝わってくるような光景だ。

充実した三日間の旅だったが、是非またこの地を訪ねて今度は大佐渡方面を旅したいと思った。



歴史再発見!佐渡の旅3

2009-09-03 20:14:08 | 旅行
二日目の午前中は佐渡金山へと向かった。

佐渡は江戸時代徳川幕府の財源を支えた金や銀が採掘されたことで知られている。

その金山の一つ、宗太夫抗を専門のガイドさんが判り易く丁寧に説明してくれた。

佐渡の金山の歴史は、慶長6年(1601年)銀山の山師により偶然発見されたことに始まった。

見学した宗太夫抗では、採掘、保抗、測量などの坑内労働を実物大で再現していて
あたかも本物の人間が実際に働いているようにリアルにできている。

そして金を採掘するには多数の人足を必要とするので、そのため江戸や長崎から多くの若者が連れてこられたそうだ。

また岩盤を採掘するには常に地下水との戦いがつきもので、その水替え人足の仕事は過酷を極め、多くの人足が病に倒れ30代の若さで命を落としたという。


硬い岩盤を削るのも、割り砕くのも、当時は「たがね」と「つち」と「くさび」の
簡単な道具だけで、すべて人の手のよる作業を気の遠くなる時間をかけて掘られた。その坑道の総延長は400キロにも及んでいるとのこと。

金の採掘も時代とともに近代化され、明治8年ドイツ人技術者の指導により、
日本初の洋式立抗が開削され、この方式で平成元年まで採掘されその後操業が
停止されるにいたったとのこと。

金銀銅もその時代の国策により、増産や減産や中止に追い込まれたりと時代に翻弄された歴史があったことを教えられた。

見学の最後に無宿人慰霊碑や水替無宿人の墓をお参りした。

ガイドさん本当にありがとうございました。





歴史再発見!佐渡の旅2

2009-09-02 13:44:04 | 旅行
 佐渡には鉄道はなく、バスも便数が少ない。

だが島の面積は東京23区の約1・5倍という大きな島。

したがって島民の移動手段はもっぱら車になる。島の人口が約6万人なのにたいして車の台数は12万台を超えるという。

もう一つ驚いたのは、佐渡は昔から芸能の島と言われるように、現在も島内には
30を超える能舞台があることだ。

その歴史は古く、佐渡の初代奉行が能楽師出身で島民に奨励したことの他、
世阿弥が配流されたことにより、現在も島民によって能が演じられるようになった
そうだ。

私たちも佐渡一日目の夜、相川の春日神社で演じられる薪能公演を鑑賞した。

公演は和太鼓の演奏や狂言、能、そしてコンテンポラリーダンスでは今注目の人
森山開次さんとのダンスと能・和太鼓のコラボレーションという斬新なプログラム
を堪能させてもらった。