さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

漁村フレンチリバー村

2016-07-31 14:14:53 | 旅行
 ケープ・トライオン灯台に行ったあと、プリンスエドワード島で風光明媚な
場所として有名なフレンチリバーに行く。

この島の大事な産業の一つは漁業だが、ここフレンチリバー村は静かな
入り江の先端に漁港があるそうだが、この丘からは見えない。でも入り江には
係留された何艘かの小型の舟が見えた。

ルピナスの花が咲き乱れる丘から望んだフレンチリバー村は、いつまでも印象に
残る美しい場所の一つとなった。

ケープ・トライオン灯台

2016-07-31 10:49:56 | 旅行
 キャンベルディッシュ周辺をショートハイキング。

午後はケープ・トライオン灯台に行く。バスを降りて赤土の一本道をひたすら歩く。

道の彼方に青い海と可愛らしい灯台が見える。

青空と赤土の道、そして道の左右に広がる美しい草原と咲き誇る花々。
正しく絵葉書を見るような美しい風景!

灯台は私有地につき立ち入り禁止になっているとのことで、灯台の
近くまで行って、バックしてきた。

モンゴメリの眠る墓地

2016-07-31 08:49:54 | 旅行
 小説『赤毛のアン』の中に度々登場する「お化けの森」や「恋人の小径」などを
巡り最後に著者モンゴメリの眠る墓地を見学した。

モンゴメリはカナダのトロントで死去した。67歳の生涯だったが、生前から
「グリーン・ゲイブルズ」の見える地に埋葬して欲しいと遺言を残していたそうだ。

この共同墓地にモンゴメリは、モンゴメリの夫であるマクドナルド牧師と共に眠っている。
この墓地はいつも花が絶えることなく、毎日大勢の人々がお参りにきているとか。

近くにはモンゴメリを育ててくれた祖父母や、母親の墓地もある。



モンゴメリのウエディングドレス

2016-07-30 16:22:32 | 旅行
 『赤毛のアン』の著者モンゴメリの生家を訪ねた。モンゴメリは幼い時に母親を
結核で亡くしている。その後モンゴメリは母方の祖父母に育てられたので、この
生家にはわずか1年9カ月しか過ごしていない。

しかし、生家にはモンゴメリが着用したウエディングドレスのレプリカが飾って
あり、新婚旅行に履いて行った可愛らしい白い靴も展示してあった。

興味深いのは、当時の靴は左右同じで、履いているうちにだんだんと足に馴染んでいくようだ。
因みにモンゴメリの足のサイズは22・5センチで、身長も低くて当時の人としては
小柄だったそうだ。

その他、趣味のスクラップブックが数冊展示してあり、じっくりと見ていたかった。

『赤毛のアン』の世界

2016-07-29 14:25:07 | 旅行
 午後は作家ルーシー・モード・モンゴメリの故郷であるプリンスエドワード島を舞台に
して1908年にアン・シャーリーの成長を描いた物語『赤毛のアン』と関連する場所を巡った。

その場所は、プリンスエドワード島内でもアンが暮らすアヴオンリー村のモデルとなった
キャベンデイッシュに物語に出てくる場所がいくつも点在している。

その代表はなんといっても赤毛のアンの家「グリーン・ゲイブルズ」だ。ここは『赤毛のアン』
の作品を忠実に再現していて、なかでも建物の内部にはアンやマリラ、マシュウの部屋も小説の
通り再現している。

見学していると今にもこの家の住人であるマリラやアンが出てくるような気持ちになる。

ダルベイ/プリンスエドワード島国立公園

2016-07-28 09:54:20 | 旅行
 今日は午前中セントローレンス湾沿いに延びるダルベイ/プリンスエドワード島国立公園を
ショートハイキングする。

ここは赤土の海岸線が強い波で浸食されている様子がよくわかり、大自然の威力に圧倒された。

この雄大な光景を目に焼き付けたあと、プリクリー・ローズ(ハマナス)や、赤や黄色の
ヒエラシュウム(タンポポに似ている)の咲く草原をブルーカケスの鳴き声を聴きながら
散策した。

グリニッチ/プリンスエドワード島国立公園

2016-07-27 13:42:53 | 旅行
 午後グリニッチ/プリンスエドワード島国立公園をショートハイキングする。

トレイルを歩き、猛烈な蚊の洗礼を受けながら林の中を歩く。メッシュの蚊除け用の
パーカーなど全く役にたないほど蚊が多く、皆数カ所刺される。

しかし林のあちらこちらに美しい高山植物が咲いていた。特に目をひいたのはピンク色
の可憐なヴィーナススリッパーで、この花はラン科の植物で、プリンスエドワード島の
州花となっているとのこと。

林を抜けると湖水に浮橋があり、延々と続く橋の先に突如広大な砂丘が現れた。
歩きにくい砂丘の高台に展望台が設えてあったが、先客がいて眺望を楽しむことが出来ず
残念。

エルマイラ駅舎

2016-07-27 09:46:01 | 旅行
 この駅舎は、映画『赤毛のアン』でアンが降り立ったセットのモデルとなった
駅舎跡。

この駅舎跡は今は博物館として公開されている。館内には、かつて鉄道が敷かれて
いた当時使用されていた工具等が展示されていて興味深い。

因みにプリンスエドワード島内には、公共の交通機関はない。すべて徒歩か自転車
自家用車又はタクシーを利用するしかない。

かつて『赤毛のアン』が執筆された当時は、島内に鉄道が敷かれていたのに、なぜ
廃線となったのか?その理由は残念ながらよくわからない。おそらく車社会の到来
が廃線の原因となったのだろう。

プリンスエドワード島東部へ

2016-07-26 14:28:22 | 旅行
 ブログを書く前に大きなミスあり。前日アップした灯台は今日の内容の写真で、このブログに
アップした写真が昨日到着したシャーロックタウンの街並み。高い塔のある建物はおそらく
教会とおもわれる。

午前中島の最東部に建つイーストポイント灯台を見学。この灯台は灯台として本来の役割を
おえて現在は専ら観光用として公開されている。急な梯子を上り、最上階まで行くことが出来る。

因みに入り江の多いこの島には、現在稼働している灯台は数か所のみであるが、なんと63
もの灯台が今も残っているそうだ。

この東部に向かう車中、美しい丘がどこまでも果てしなく続いていたが、実はみなジャガイモ畑。
まるでパッチワークを見るようだ。

このプリンスエドワード島の基幹産業は、農業、漁業、そして観光業とのことで、農業は主として
ジャガイモの栽培、漁業はムール貝、ロブスター、ニシン、サバ、鮪の漁とのこと。

緑色の丘、青い海、可愛らしい赤い屋根の灯台、いたるところに咲くルピナスの花々・・どこを
見ても絵になる風光明媚な島だ。

カナダ東部プリンスエドワード島

2016-07-24 13:57:21 | 旅行
 6月末から一週間、小説『赤毛のアン』が生まれたプリンスエドワード島を友人9人と訪れた。

このプリンスエドワード島はカナダ東部のセントローレンス湾に浮かぶ小さな島で、カナダ国内では
一番小さな州で、プリンスエドワードアイランド州。州都はシャーロットタウン。
またこの島はカナダ連邦誕生の島としても歴史的に有名な島である。

またこの島は『赤毛のアン』を執筆したルーシー・モード・モンゴメリが生まれ育った島としても有名で
かつて『赤毛のアン』を夢中になって読んだ世代は皆この地をいつかは訪れたいと願っていた。

しかし日本からこのプリンスエドワード島の地を踏むまでかなりの長旅、まず羽田空港よりエアーカナダで
トロントへ、そこで4時間待って国内線で3時間のフライトでやっとシャーロットタウン空港に深夜到着。

到着した日は日本を出発した日と同日で、時刻は数時間巻き戻しなんか不思議な気持ち。

深夜にホテルに入り、いよいよ明日より予定にそって行動開始!