さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

美しい霜柱

2010-12-27 10:22:38 | ひとこと
 このところの朝晩の冷え込みが冬本番になってきた。

朝起きると、ここ一週間くらい前から家の前の畑には白く霜が降りていた。

今日は早朝にこの霜を這いつくばるようにしてデジカメで撮影。思っていた以上に霜柱の高さにビックリ!

都会ではこのところ道路はすべてアスファルトで舗装されていて、土の道はめったにない。
でも畑のこの霜柱をよくよく間近に観察すると、自然の作り出す美しさはまるで水晶のよう。

早速「科学のアルバム 氷の世界」(あかね書房)の霜柱のページを繰ると、霜柱は、細かい土のつぶの間を、地中から上がってきた水分が、地表付近で冷やされてできた氷である。そして霜と名がついても霜と霜柱とはちがうものであると載っていた。一つ知識がふえたようだ。

はじめての干柿作り

2010-12-22 10:17:52 | ひとこと
 今月初め、ご近所さんから渋柿を50個ほど頂いた。そこで我家では今まで一度も作ったことがない干柿作りに挑戦した。

作り方をインターネットや本で調べて柿の皮むきからはじめた。柿を持ってきてくださった方が、柿のへた先に少々枝を残していてくださったので、紐を結ぶのがやり易い。

悪銭苦闘の末、どうやら縦に4個ずつ12列完成。

直射日光が当たりすぎると黒く変色しやすいので、風通しがよくて、直射日光が当たらないところとが好条件とのことだが、我が家では二階のベランダ以外に適当な場所がなく
結局ベランダの洗濯干しに吊るした。

干してから一週間ごとに実を丁寧にもみ、中に芯が残らなければ完成。

二日前にはじめて試食したが、とても甘くて想像以上の出来で大満足!!

干柿や干芋・大根を干して漬け込む沢庵など昔から伝わるこれらを保存食にする先人の知恵に関心することしきり・・・凄い!

伊良湖岬

2010-12-15 13:51:03 | 旅行
 一週間前、渥美半島に行ってきた。愛知県の渥美半島は地図上では知っていても
旅行するのは初めてだ。

東京から新幹線に乗り豊橋で下車、そこからホテルの送迎バスに揺られることおよそ一時間で宿泊地の伊良湖岬に到着。

豊橋の市街地を過ぎ、田原市に入るとそこはどこもかしこも一面のキャベツ畑。おもに関西方面に出荷されるようだが、一部は関東地方にも出荷されているとか。

しかし驚くことにここ渥美半島のキャベツは、温暖な土地で栽培されているのかなんと一年に3回も収穫出来るとのこと。

とくに今年は全国的な猛暑で品薄だったため、ここのキャベツはかなりの高値で取引されたそうだ。

そして農家は地域の農業会社に属していて、すべて社員とのことでかなりの高給取りであり、貧富の差がない。

沿道から見える住宅はお屋敷ばかり、まさしくキャベツ御殿とでもいうのだろうか?

住宅一軒が所有する車の台数は、愛知県ということもあるのか平均で3台、多い家では5台も所有しているとのこと。

これらの情報は、バスの運転手さんから入手したのだが、ここ渥美半島は新鮮な農作物に新鮮な魚介類が豊富で貧富の差もなく、まさしく極楽のようなところとのこと。なんとも羨ましいかぎり!!

さてホテルのある伊良湖岬の到着。

岬からみる夕日は本当に美しいの一言。翌朝の朝日も夕日に劣らず素晴らしく感動した。

お食事も新鮮は魚介類や美味しい野菜で大満足。たまにはこんな旅もいいのかな?


新刊紹介『風の少年ムーン』

2010-12-04 11:02:58 | 児童書
 アメリカ・アラバマ州の森の奥で、10歳の少年ムーンは父親とたった二人きりで暮らしていた。なぜか心を閉ざしている父親が、息子のムーン以外に唯一話しをする人はよろずやの主人のみ。
そんな父親と暮らすムーンは、火おこしはもちろん森の動物や植物の知識や森で生き抜く知恵と術のすべてを父親から教わった。
しかし、ムーンが尊敬する偉大な父親は、怪我がもとで命を落としてしまった。一人残されたムーンは、生前父親がよく話していた「だれにも拘束されず、自由に生きることができるたったひとつの地、アラスカ」に行くことに決め森を出ることにした。だが、ものごとの決まりやルールを全く知らないで育ったムーンを待ち受けていたこととは・・・

 書名  『風の少年ムーン』

 作者  ワット・キー

 訳者  茅野美ど里

 出版社 偕成社  2010年11月初版 \1800+税

 グレード 小学校高学年~

 生きるために必要な最低限の知識とは、必要な道具はすべて手作りし、食べるためには罠で獲物を捕獲し、薬までつくる。星で位置を知り、風や雲で天候を予測する。10歳の少年の森での生活は実に驚きの連続。やがて森を出た後、初めての友だちができるが・・
 本を手にとると、一気に読者をひきつけるすごい一冊。お勧めです。

小鳥さんのプレゼント

2010-12-01 21:07:54 | 花&植物
 今日から師走、今年もあとわずかとなり、また新しい年の準備でなにかと気ぜわしくなる。
私は毎年、暮れの29日あたりにお正月の花の活けこみをするが、お正月の花に欠かせないのが赤い実をつけるマンリョウ。

ところがつい最近我が家の庭にさいている黄色のツワブキの横に赤い実をつけている小さな木を発見!よく見るとどうやらヤブコウジのようだ。

このヤブコウジは、万両、千両に対して「十両」というニックネームがあり、やはり縁起のよい木として古くから親しまれているそうだ。

我が家のだれもが植えた覚えのないところから、この木もきっと小鳥さんからのプレゼントにちがいない。

そうだ年末にはこの十両を花と一緒に活けこみに使うとしよう。