さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

見事に咲いた藤の花

2015-04-30 15:41:12 | 花&植物
 我が家の藤の花が今年は見事に咲き、2~3日前が満開で一番の見頃となった。

この藤の種類は「ノダフジ」で、真っ直ぐ下に花が伸び、測ると1m以上もある。

初め鉢植えで購入したものを土に植え替えてからかれこれ30年近くになるが、今までで
一番豪快に咲いてくれた。
かすかに甘い香りがするせいか、沢山の黒丸蜂が怖いほど花の蜜を吸いにやってくる。

知人も大勢花見にやってくる。でもこの蜂は人は刺さないので安心。


藤の花も剪定の時期を見極めないと沢山蕾を付けてくれないので、結構大変なのだ。



春爛漫

2015-04-19 15:28:42 | 花&植物
 入院し手術してから二カ月が過ぎた。まだ痛みや痺れはあるものの体力はだいぶ回復してきた。
そこで旅行に行きたい気持ちがムクムクと湧いてきた。でももう少し我慢しないと・・・

ところで我が家の庭も荒れ放題にしていたが、季節が廻ってくると正直なもので様々な花が咲き
始めた。チューリップは原種に近い赤と黄色の花しか咲かないが、たくさん咲いてくれた。

花だいこん、ムスカリ等ほっといても咲く花ばかりだが、私はこの花にだいぶ癒されている。


本屋大賞の『鹿の王』

2015-04-09 14:59:31 | 書籍一般
 一昨日第12回本屋大賞が発表された。選ばれた本は上橋菜穂子さんの『鹿の王』だった。嬉しい!
この本は本屋大賞にノミネートされているし、結構読み応えがありそうなので、入院中に病院で読もうと購入して
持ち込んでいた。

私は上橋菜穂子さんの作品のフアンで今まで刊行された本はだいたい読んでいる。しかし今回の作品はグレードが
児童書というより大人を対象にしているのではないだろうか?それは今世界で大流行しているエボラ出血熱や
領土問題や部族間の紛争等とリンクしてしまうからだろうか?

いずれにしても前近代を舞台にした壮大な医療ファンタジーで、奴隷となったヴァンと医術師のホッサルという
二人の若者が主人公。

上橋さんの作品らしい独特の言葉を理解するのが最初は難しいが、ある程度理解するとあとは時間を忘れて
作品の世界に入り込んでしまう。

・書名  『鹿の王』 上巻 生き残った者  下巻 還って行く者     

・著者  上橋菜穂子

・出版社 角川書店 2014年9月初版 \1600+税

・グレード中学生~大人

上巻下巻とも500ページ以上あり、ずっしりとして読み応えのある作品です。是非親子で読んでみてください。

静かなお花見

2015-04-02 14:54:43 | 花&植物
 今日は朝から気持ちよく晴れて、絶好のお花見日和。

東京のお花見の名所といえば、すぐ思い浮かぶ場所は上野公園、新宿御苑、千鳥ヶ淵公園、昭和記念公園等たくさんあるが、
私は今までこれらの場所にお花見に行ったことがない。その理由は第一にものすごい人出で混雑しているからだ。

そんなわけで今日は我が家の近くにある自然公園でお花見をしてきた。のんびりとピンク色のソメイヨシノの桜を眺め、
気にいった桜をカメラにおさめ、ただぶらぶらと散歩してきた。

この公園でお花見に来ていた人は大体10人位。本当に静かなお花見だった。

新刊紹介『ある小さなスズメの記録』人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

2015-04-01 15:51:47 | 書籍一般
 浅田次郎著『神坐す山の物語』を読み終わったら次に読もうと決めて病室に持ち込んだ本がこの
『ある小さなスズメの記録』だ。

 第二次世界大戦下のイギリスのロンドンが舞台。ある日一人の老婦人が庭で一羽の小スズメを拾い上げた。
この小スズメは翼に障害があり、飛ぶことができないので親スズメがこの小スズメを巣の外に落としたようだ。
 婦人はこの小スズメに「クラレンス」と名前をつけ愛情深く育てる。やがてクラレンスは・・・

・書名 『ある小さなスズメの記録』
  
  クレア・キップス 著 梨本果歩 訳 小川洋子 解説 酒井駒子 絵  

・出版社 株式会社文芸春秋 文春文庫 2015年1月初版 \650+税

・グレード 成人一般

 この小スズメは特異な才能を開花させ、敵機の来襲におびえる人々の希望の灯ともなる。

クラレンスは老夫人とはなんと12年間も一緒に生きた。これは全て実話で、かつて世界的に大ベストセラーとなった。