さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

意思の疎通

2011-01-29 20:09:46 | ひとこと
数日前、私が定期的に通院している病院でのこと、この日はいつになく大勢の患者さんで混み合っていた。

私が座っていた椅子のすぐ前の受付カウンターに一人の老人の男性が来た。なにやら一言話し始めたが、応対した受付の職員さんには話しの意味が解らないようだ。

このご老人はかなり難聴のようで、それに気付いた職員の方が急に大声で応対を始めた。
でも今度はご老人の話しの内容が意味不明。少し痴呆気味のようだ。

受付はますます混み合ってきて受付の職員さんはこの一人のご老人に構ってはいられないのか、椅子に座って待つように話していた。

この日は私の予約時間が一時間もオーバーしても順番がこなくてイライラしはじめたが、
そのうちにこのご老人もかなり待たされたのかついに切れた!

かなり大声を張り上げてだれかれなしに、自分は一人暮らしなので病院にはだれも付き添ってきてくれる人はいないのだ!どうすればいいのだ!・・・

まったくその通り。今は本当に一人暮らしの老人が多い。ボランティアセンターに相談すれば、病院の付き添いのサービスを受けることができるそうだが、一人暮らしの老人にはその手続きすら解らないのだろう。

齢をとるとお互いの意思の疎通を図ることがだんだん難しくなってくる。

私たちもいずれこのような日が来るのかと思うと少々怖い気持ちになる。そんなことを漠然と考えされられた通院日だった。


氷の花

2011-01-13 15:20:06 | 花&植物
 近くの自然公園にまるで綿あめのような「氷の花」が咲いている、それも朝しか見ることができない・・というので早速見にいってきた。

高尾山では見ることが出来るそうだが、まさか我が家の近くにある公園でこの「氷の花」を見ることができるとは思ってもみなかった。

この「氷の花」はシソ科の多年草の「シモバシラ」が、寒い日に茎が吸い上げた水分が枯れた茎からにじみ出して、氷の結晶の柱ができることから名付けられたそうだ。(朝日新聞朝刊)

この「氷の花」は遠くから見ると白い紙クズに見えるが、近づいてよく見るとまるで本物の綿あめが枯れたススキに巻きついているように見える。本当に不思議な現象だ。

今年の冬は例年になく寒い証拠かもしれない。


江の島へ

2011-01-11 10:48:29 | 旅行
 先日、遠い昔に小学校の遠足で行って以来一度も行ったことのなかった江の島に行ってきた。おぼろげな記憶があるが、まったく初めて訪れた場所のようだ。

この日は天気も良く、江島神社や八坂神社に参拝する人々で江の島はまだお正月という雰囲気が漂っていた。

島のほぼ中央にある江の島展望灯台にエレベーターで上ると、眼下には江の島ヨットハーバーや太陽の光を反射してキラキラ輝く相模湾や湘南海岸が一望でき、気分は壮快!

昼食はこの地の名物と聞いたしらす丼定食と旬のお刺身を注文したが、これが絶品!
本当に美味しかった。

しかし私はここで驚いた光景に出くわした。というのも私たちの隣の席には老夫婦とお孫さんらしき女の子が三人で食事中だったが、この女の子・・(おそらく小学校の二年生くらい)食べながらも携帯でゲームに夢中。

食事が終わってもやはり携帯から顔を上げることもなく、おじいちゃんやおばあちゃんとは一言も会話なし。

私は寂しそうな顔をしたこの老人の姿が印象に残ったが、なぜ一言注意をしないのか解せない。これも今の世の中をある意味で象徴しているのかもしれない。

新年にあたり

2011-01-05 14:09:13 | ひとこと
 風もなく好天に恵まれた正月三が日すぎ今日は早くも五日、日本海側の荒れた大雪のニュースを聞くにつけ、私たちの住む東京の穏やかなた毎日を本当にありがたく思う。

今年の我が家のお正月は、夫婦二人家でのんびりと過ごした。こんな毎日を過ごしていると絶対に肥満になると気にしつつ・・・

夫は大の箱根駅伝大好き人間なので、2・3日は朝のスタート時からテレビに釘づけ。

でもそれもいいかも。

例年暮れの大掃除は、トイレ掃除、風呂場掃除、ガラス磨き等すべて私がこなしていたのだが、夫にどんな気持ちの変化が起こったのか、ありがたいことに昨年の大掃除はあらかた夫がすましてくれた。

今後の課題は老後の自立に向けて、自分で最低限の調理が出来るように仕向けることだが
これがなかなか難しい!

まあ本人がその気になるよう気長に仕向けていかなければ・・・