さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

チョコレートコスモス

2014-10-31 09:54:15 | 花&植物
 数日前 駅近くにあるお花屋さんの店先でちょっと変わった色のコスモスをみかけた。

店員さんに聞いてみると、このコスモスはチョコレートコスモスとのこと。色はもとより
香りもチョコレートの香りがするというので早速買い求めた。

花に近づいて香りをかいでみたら、確かにチョコレートの香りがする。でも私はどちらかというと
チョコレートの香りより、ココアの香りにちかいように思った。
要するにカカオの香りなのだろう。

このコスモスはタネが採れるだろうか?

2014-10-29 18:28:59 | 花&植物
 秋も酣 朝夕かなり気温が下がって寒いと感じるようになってきた。

これから徐々に冬に向かうのかとおもうとあまり嬉しくないが、でも
今年の秋はお米にきのこミカンやリンゴなどが豊作だとかで、ご近所の
柿の木にもたわわに実がついている。

柿の色があまりにも美しいので、じっと見ていたらご主人が数本手折って
くださった。

秋を楽しんだら早速頂いた。とても甘くて美味しい柿だった。

 

新刊紹介『ぼくの守る星』

2014-10-05 14:10:46 | 児童書
 主人公の夏見翔は中学2年生。彼は現在公立の普通校に通学しているが、彼にはディスレクシアという障害がある。
外見からは一見普通の子と何ら変わるところはないが、この障害は「字の読み書き」が困難なのだ。だからなかなか
授業についていけず、勉強が出来ない子という烙印をおされている。しかし・・・

・ 書 名  『ぼくの守る星』

・ 著 者  神田茜

・ 出版社  集英社 2014年3月初版  \1200+税

・ グレード 中学生~

 本書は主人公の翔本人と、息子のハンディキャップを受け止められず悩む両親、そして家庭内に大きな問題を
抱えて悩む翔の数少ない友人等 それぞれの立場で書かれた短編集。全編を通して、翔のやさしさが読者の心を
やわらかく包み込む作品。

被災体験を聞く 命はてんてんこ

2014-10-05 10:35:18 | ひとこと
 語りの祭りの二日目、私は地元の志津川の民話と被災者の話を聞く分科会に参加した。

1部では、しづかわ民話の会の会員による民話を聞いた。その後2部では会員5名の方から
被災体験をお聞きした。幾つか心に響く話から。

・生きている命は魂に刻み込まれている。命なくなるまで生きるべな~。
・30分の中で生死をわけた。正確な情報を得るのが難しい・地震があったら津浪がくる。おおかみ少年ではいけない。
・命はてんてんこ(自分の命は自分で守る)・地域や仲間との絆が大切。

この志津川の語りの会のおばばたちは、仲間を津浪で失った悲しみを乗り越え、震災後
五か月後には、震災を語り継ぐ活動を始められたそうです。






復興まだ道半ば

2014-10-03 14:39:31 | 旅行
 先週二泊三日の日程で、宮城県の南三陸を会場とした「全日本語りの祭り」に参加してきた。

語りの祭りは、北は北海道から南は沖縄まで日本各地から300人もの参加者があり、物凄く熱気に溢れた
中味の濃い祭りだった。

私たちは会場となるホテルに到着後、3.11の大地震と巨大津波が東日本を直撃した被災地の見学ツアーに
参加した。

ツアーはバスに乗って数箇所を巡り説明を聞いたが、今はただ荒漠とした大地が広がり、かつてはそこに町があり
人々の生活の営みがあったとは到底信じがたい光景だった。

この南三陸ではなんと1200名にもおよぶ尊い命が失われたという。そんな中でマイクを握り必死に人々に避難を
呼びかけて、自らも津波の犠牲となられた遠藤さんが勤務されていた防災対策庁舎の前では思わず胸が締め付けられる
おもいだった。

 この大きな災害を風化させないためにも、我々が見聞きしたことを後世に語り継いでいかなければならないと
強く思った。