さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

白鼻芯(ハクビシン)

2009-05-31 15:06:08 | ひとこと
 一昨日の朝のこと、百草団地から湯沢にむかった歩道になにやら動物の死体らしきものが横たわっていた。

中形犬くらいの大きさで、色は灰褐色。一見してたぬきのようだが違う。

額から鼻にかけて微かに白い線が見え、鼻が長い。

この死体はきっとハクビシンに違いない。

つい先だって知人の家の縁の下に、ハクビシンが住みついているという話を聞いたので、この辺りにハクビシンがいてもおかしくない。

ハクビシンは日本に生息する唯一のジャコウネコ科の夜行性の動物で、主に果実を好んで食べるそうだ。

おそらくこのハクビシンは夜中に道路付近に出てきて、車にでもはねられたのだろう。

死体のすぐ近くにカラスが三羽舞い降りていた。カラスにとって、この動物の死体は凄い御馳走なのかもしれない。

少々不気味な光景だった。

補正予算

2009-05-30 14:29:58 | ひとこと
 昨日、総額15兆円の経済対策を盛り込んだ補正予算が成立した。

でもこの予算の財源はというと、約11兆円は赤字国債を含む国債で賄うとか。

国民一人あたりに換算すると、8万5千円にもなる。

この補正予算は究極の無駄遣いとしか私には思えない。

アニメの殿堂?とかいう芸術総合センターの箱モノに117億円、エコポイント・エコカー関連に7000億円?

このエコポイントとやらはテレビや冷蔵庫、エヤコンを消費者が丁度買い換える時期ならいざしらず、ポイントの有効期限が来年の3月までとしたところなど、いかにも政府の急ごしらえの中身で、例の給付金同様選挙を意識したバラマキという感がしないでもない。

国債を発行し財源にするならば、もっと優先順位を考えてほしいものだ。

これでは消費税もいずれアップするかもしれない。絶対許せません!!

豆が美味しい季節

2009-05-22 20:27:47 | 料理
 この季節、市場に色々な種類の豆がでまわってきた。

私の家は約10年まえから「安全な食べ物をつくって食べる会」に入会している。

この会は生産者と消費者がタイアップして、有機農業で(無農薬)で生産した野菜や卵、お米を週一回トラックで生産者の方が直接消費者の元に届けてくれるシステム。

この生産者グループは千葉県の舘山に近い三芳村にあり、このシステムを確立して
すでに35年もの歴史がある会だ。

毎年のように悪天候やイノシシによる被害、害虫の大発生等に悪戦苦闘しながら我々消費者のために安全な作物を生産して届けてくれる。

この生産者の方たちが作っている野菜は、町のスーパーで売られているものとは異なり、形が不揃いだったりして見た目はよくないが、新鮮で味が濃くて美味しい。

いつも旬のものを届けていただくので、この時期はまだ胡瓜やトマトはこないが、今毎週のように届くのは蕗にレタスに玉ねぎに豆類・・

豆もさやえんどう、グリンピース、そらまめ、スナックエンドウなど種類も豊富だ。

このところ我が家のメニューはさやえんどうの天ぷらに豆ごはん、スナックエンドウのサラダ等豆ずくし。少々飽きたので豆を使った新しいメニューも考えないと・・・

レタスの美味しい食べ方は?どなたか教えてください。

西村繁男講演会ご来場ありがとう

2009-05-21 10:11:54 | 児童書
 今年の春の子どもの本まつり「絵本作家 西村繁男講演会」が無事盛況のうちに
終了しました。
 当日は生憎の天候にもかかわらず遠方からもわざわざ足を運んでくださった方も大勢いて本当にありがとうございました。

 今年は会場を初めて「平山季重ふれあい館」に移しての開催でしたが、ふれあい館が駅前という足の便がよかったこともあったのかとおもいます。

講演会では、西村繁男さんがご自身の作品を1期・2期・3期とに分けてそれぞれの作品に対する想いや、作品が完成するまでのご苦労などを語られ、興味深く拝聴することができました。

ポスターを見て来場されたという年配のご婦人3人が、「日頃講演会というと老人の健康問題とか年金や介護に関することばかりなので、もううんざりした。でも今日のような将来を担う子どもに本当に良い本を紹介したり、またその本を実際に描かれている作家の方のお話をじかに聞ける機会に恵まれて来たかいがありました。」
と感想をお寄せいただいたのは嬉しいかぎりです。

今後も末永く地域の皆さんに親しんでいただける「日野・子どもと本の出会いの会」の活動を続けていきたいと考えております。

TPOをわきまえて!

2009-05-14 15:57:21 | ひとこと
 昨日友人と渋谷に出かけた。明大前の駅から井の頭線に乗り換えたが思いのほか車内は混みあっていて、ぎゅうぎゅうと押されて私は優先席の前まできていた。

すると辺りにはプンプンと強烈な香水の香りがたちこめ、昼間なのに超ど派手な格好のおばあ様四人が私の前に座っていた。

四人ともお仲間らしいがどの方もものすごく濃い化粧を施し、ど派手な洋服に身を包み、耳、胸、指、手首、足首とこれでもかと言わんばかりアクセサリーをジャラジャラと着けている。

会話からして、紛れもなく日本人だ。この方たち一体何者?おもわず身を引きたくなった。

 今時の若者ファッションにはようやく抵抗なく見れるようになった私だが、昨日
のおばあさま四人組にはいささか不快感を覚えた。

公共の車中では強烈な香水はいただけない。最低限のTPOを身につけてほしいものだ。

待宵草(マツヨイグサ)に虫

2009-05-13 09:29:33 | 花&植物
 この一週間くらい前から待宵草が咲き始めた。例年なら6月ころから9月頃まで咲くのだが、今年は咲き始めが早いようだ。

この花、私は宵待草と覚えていたが、正しくは待宵草で月見草とはまた種類が異なるとのこと。原産地は南アメリカ。

夏、夕やみが迫るころ次々と花が開いていって夜が明けると赤みがかった色に変わり、たった一日でしぼんでしまう花。

夕方の暮れかかる弱い光のなかで、開花した待宵草はとても幻想的な光景だ。

昨日の早朝まだ萎む前、まっ黄色の花びらに緑色の小さな昆虫が一匹とまって花の蜜を吸っていたのでデジカメで撮影した。

この昆虫は形からしておそらくバッタの仲間と思うが・・・


絵本作家 西村繁男講演会

2009-05-12 09:02:43 | 児童書
 絵本作家西村繁男さんの講演会が下記のとおり行われます。

西村繁男さんの絵本といえば、みなさんはこれまでにご自身やお子さんが一度は
目にしたことがあると思います。

主な作品
「おふろやさん」「やこうれっしゃ」
「絵で見る日本の歴史」絵本にっぽん大賞
「絵で読む広島の原爆」産経児童出版文化賞
「にちよういち」   児童福祉文化賞  他多数あり


 第16回 子どもの本まつり
 絵本作家西村繁男講演会「自作を語る1・2・3」

・日時 5月17日(日)1:30~4:30

・場所 平山季重ふれあい館3階大ホール (京王線平山城址公園駅下車1分)

・資料代 500円

・主催 日野・子どもと本の出会いの会

・後援 日野市教育委員会

・問合せ先 加藤(042-592-2019)

講演会終了後西村繁男さんのサイン会も予定されています。皆さんのご来場をお待ちしています。

[文学界」新人賞受賞者

2009-05-11 21:22:08 | ひとこと
 つい先日、今年の「文学界」新人賞の受賞者が発表された。

今回受賞された方はなんと漢字を使わない国の出身者で、イランの首都テヘラン生まれのシリン・ネザマフィさんという29歳の女性。

新聞記事によると、彼女は10年前に初来日して日本語学校に通い、その後神戸大学院で情報知能工学を修め、現在はシステムエンジニアとして日本で仕事をしている。

彼女によると、来日して5~6年で自然に日本語で文章が書けるようになったとのこと。習熟のコツは「テレビを見ること。とくにバラエティー番組は話し言葉がよくわかる」そうだ。

彼女は幼いころより作家になりたいという夢をもっていたそうだが、母国語以外で
文学賞を受賞するなんてものすごいことだと感心する。

 昨年の139回芥川賞も中国人のヤン・イーさんが受賞されているが、外人にとって日本語は他の国の言語に比べてとても難しいと聞くが、日本のいろいろある文学賞も次第に国際化されていくのだろうか。

私も早速80年代のイラン・イラク戦争下の高校生の淡い恋を描いた受賞作「白い紙」を読んでみたい。

「ニオイバンマツリ」の花

2009-05-07 14:35:14 | 花&植物
「ニオイバンマツリ」の蕾が数日前からだんだん大きくなり、やっと見ごろをむかえた。
このニオイバンマツりはナス科の低木で、原産地はブラジル。

日本では五月~六月にかけ開花するが、本来は一年中咲く花らしい。

この花は開花時は濃い紫色だが、日が経つにつれて淡い紫色から白っぽくなる。

ニオイバンマツリとネーミングされているだけあり、ちょっとジャスミンに似た芳香がする。
でもクチナシや沈丁花のような強い香りではなく、ほのかな香りがするので
私はこの花が好きだ。

新刊紹介『クラウディアの祈り』

2009-05-04 13:37:47 | 児童書
 終戦後まもない1946年、朝鮮北部で日本への引き揚げを待つ日本人家族がいた。そこへ侵攻してきたソ連軍に一家の主人蜂谷彌三郎は突然拘束され、極寒のシベリアへと連行された。連行の理由は、彼にとって全く身に覚えのないスパイ容疑だった。一方的な裁判で懲役10年の刑を言い渡された彼が待っていたのは過酷な強制収容所での収監生活だった。

奇跡的に生き延び、刑期を終え解放された彼の日本への帰国は叶わず、ロシアで生きる決心をしてロシア国籍を取得する。

彼はやがて同じような境遇のロシア人女性クラウディアと出会い、正式に結婚するが・・・

・書名  『クラウディアの祈り』

・著者  村尾 靖子

・出版社 ポプラ社  2009年3月初版

・定価  \1,400+税

・グレード 中学生~

 本書は戦争という時代に翻弄され、筆舌に尽くしがたい過酷な体験をした日本人蜂谷彌三郎とその妻久子、そして彌三郎を深い愛情をもって献身的に支えたロシア人女性クラウディアの数奇な人生を描いたノンフィクッション。

本書の他「クラウディア奇跡の愛」 絵本版「クラウディアの祈り」も出版されている。
戦争を知らない世代が多くなった今、是非若い世代に読んでほしい一冊です。