さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

またまたヤモリが・・・

2011-10-20 16:28:26 | ひとこと
 またまた我が家にヤモリが出た。以前その姿を目撃したのは玄関だったが、今回は
私の部屋のカーテンに張り付いていた。キャー どどどうしよう?

ヤモリは漢字では「守宮」と書くそうで、昔からヤモリは家の守り神として縁起のよい生き物とされてきたそうだ。

でもヤモリはトカゲやヘビなどと同じ「爬虫類」の仲間だし、よくよく見ると目が鋭いのだ。

動きが速いので、すぐ物陰に隠れてしまうが、今回はティッシュでそっと捕まえることに成功し、家の外に逃がした。お願いもう二度と入ってこないでね。


金木犀の香り

2011-10-07 15:14:34 | 花&植物
 先月末頃からあちらの家の庭にも こちらの家の生垣にも金木犀が枝一杯に小さな黄色の花をつけていい香りを漂わせている。

我が家にもかつて金木犀と銀木犀の木が一本づつあったが、家を建て直す時に邪魔になり、伐ってしまったのが今になり残念でならない。

 この金木犀の花の香りがする季節になると、私はいつも運動会を思い出す。
先週の土曜日にも近くの小学校で運動会は開催されていた。でも最近では、春の時期に運動会をおこなう学校が増えてきているようだ。

秋はいろいろと行事が多いので、春に実施する傾向なのだとおもうが、やっぱり運動会は秋が似合う気がする。

 道ばたに咲き終わった黄色の花が一面に落ちているのもなかなか素敵な情景だ。

新刊紹介『わがはいは中村春吉である』

2011-10-06 10:35:52 | 児童書
 今から百年以上も前、広島県豊田郡(現在の呉市)に生れた中村春吉は、30歳になった年の1902年(明治35年)横浜港を出航する丹波丸で旅立った。

 彼は服の右肩から左わき下に「世界漫遊者中村春吉」と英語で書いたタスキをかけていた。港の集まった人々を驚かせたのはこれだけではない。彼の脇には、アメリカランプラー社製の自転車があり、自転車のありとあらゆるところに旅に必要なものが縛り付けられていたのである。その自転車の総重量はなんと150キログラムもあった。


 とうとう春吉の奇想天外・波乱万丈・前代未聞の自転車による世界一周の旅はスタートした。その旅は・・・

・書名  『わがはいは中村春吉である』自転車で世界一周無銭旅行をした男

・横田順彌 文  岩淵慶造 絵

・出版社  くもん出版  2011年3月初版  \1300+ぜい

・グレード 小学校中学年~

 中村春吉の無謀だともおもえる世界一周無銭旅行は、翌年の1903年(明治36年)約1年3ヶ月ぶりに日本の土を踏んで成功する。
中村春吉のこの旅の目的は、行く先々で働きながら、世界各地の自然や文化そして経済や商業施設等を自分の目でみることにあったが、一番の収穫は、世界各地の人びとの心のやさしさにふれたことではなかったか・・

 百年以上も昔に日本人にもこんな大冒険家がいたという真実に驚いた。