さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

紫陽花

2011-06-27 09:26:26 | 花&植物
 梅雨のこの季節を代表する花は なんといっても紫陽花とナツツバキ(シャラ)ですね。
我が家の家の前土手に、十年くらい前に植えたガクアジサイが今ちょうど見ごろをむかえている。

ガク紫陽花は またの名をタマアジサイというそうだ。

もともと山野に広く自生しているものを 今では品種改良したものがたくさんあり、高幡不動のアジサイ祭りでもいろいろ見ることができる。

この紫陽花 よく見ると中央部分にブルーの小さな花がびっしりと密集していて とても美しい。

私はいろいろ種類のある紫陽花のなかでも このガク紫陽花が一番好きだ。

今年の初収穫

2011-06-17 20:36:30 | 花&植物
 我が家の家庭菜園で シシトウ・茄子・ミニトマト・キュウリなどの苗を植えてから
約一カ月。

三日前からキュウリが収穫できるようになった。あまりの成長の速さにビックリ!

小雨模様の毎日だが、キュウリはずんずん大きくなっていく。

いぼいぼが痛いような 萎んだ花もついたままの新鮮なキュウリ。

サラダや糠漬 お味噌をつけて食べたり・・やっぱり採れたては最高に美味しい。

海外に住む娘に この採れたてのキュウリを食べさせたいと思うが、叶わないので写真をメールに添付して送った。せめて写真で 味を想像してもらおう。


さくらんぼ狩り

2011-06-16 14:55:47 | 旅行
 サラサどうだんつつじの花が咲く高原のトレッキングの後、サクランボ農家に寄りサクランボ狩りを楽しんだ。

この農園には佐藤錦をはじめ あまり名が知れていない品種もたくさん栽培されていた。

農園のご主人のお話によると、今年の出来具合はあまり芳しくないそうで、実の色づき具合や大きさがいまいちとのこと。

でも私にとっては 今年初めてサクランボを満足するまで食べられるなんて最高の幸せ。

赤くて大きくて美味しそうな実をあちらこちらと探しまわり かなりの数のサクランボを食べることに夢中になった。

でも時間にして おおよそ30分位で十分満足した。

来年は 本場山形のサクランボ狩りに行ってみたい。

サラサドウダンツツジ

2011-06-15 14:03:24 | 花&植物
 梅雨の季節 久しぶりに晴れ間がのぞいた昨日、日帰りで山梨県に出かけた。

高原をほんの少しトレッキングした際 今まで見たことのないドウダンツツジの花が咲いていた。

この木には 「サラサドウダン」と書かれた札が取り付けてあり、日頃よく目にする白いドウダンツツジよりも 葉も花も大きい。

花は白いドウダンツツジと同様に壺状で 下向きにたくさん咲いていて、色は淡い黄色。

その淡い黄色には 紅色の筋が縦に入っていて、地味な花だが美しい。


人間が 意図的に品種改良して作り出した品種ではなく 山に自生している植物には不思議な美があると改めて感心した。

秋には どんな実をつけるのだろうか?

新刊紹介『ミンのあたらしい名前』

2011-06-07 15:00:16 | 児童書
 幸せそうな家族の彫像が立っている公園の近くにある銀行の駐車場のベンチで 風に吹かれた雪が降るなかを ミン・ランドルは震えながら 里親のイーニッドが出てくるのを待っていた。

 これから里親のイーニットがミンを連れて行く所がどこなのか ミンには大体の見当はついている。
そこは児童救済協会の事務所に違いない。

ミン・ランドルは 幼いころに カナダ全国博覧会の会場のトイレに捨てられていた。博覧会の会場には ミンを捨てた親は見つからず、すぐに児童救済協会に送られた。

ケースワーカーのウィリスが ミンに初めての里親をみつけてくれたが、里親は ミンを虐待しつづけた。ミンの里親はその後何人も替わり、大人を信じることが出来なくなったミンは どの里親にもなじめず 固く心を閉ざしてしまった。しかし・・・

・ 書名  『ミンのあたらしい名前』

・ ジーン・リトル 著  ・田中奈津子 訳

・ 出版社 講談社 2011年2月初版  \1400

・ グレード 小学校高学年~

 本書は 虐待やいじめによって かたく心を閉ざしてしまった少女が 心から信頼できる素晴らしい大人に出会ったことにより、徐々に心を開いていく物語。

また日本とは異なる習慣や生活様式、カナダの里親や養子の仕組み等がよく描かれていて 読み応えがある。

なお この本の著者は「カナダ児童文学賞」をはじめ 作品は世界中で翻訳され、数々の賞を受賞している。


小さな柿の実

2011-06-06 17:00:57 | 花&植物
 今朝 ご近所の庭から道路にはみ出している柿の木の下に 小さな柿の実がたくさん落ちていた。
おそらく昨夜の猛烈な雨によって たたき落とされたのだろう。

柿の花はあまり目立たないが 黄色の可愛らしい花を咲かせる。花が咲き終わると花びらの外側で 蕾を大事そうに包みこんでいたガクが こんどは黄緑色の小さな実を包み込んでいる。

この柿のガクは4枚あり 1枚々がまったく同じ形のウエーブになっていて とても美しい。
これも 自然が織りなす美とでもいうのか・・・

グミの実

2011-06-01 09:38:55 | 花&植物
 グミの木が赤い実をつけ、季節が初夏に移ってきたことを知らせてくれた。

このグミの木は、近くの団地に行く途中にある藪外れの南斜面に かなり前から生えている。

赤く熟した実は色鮮やかで まるでルビーのように美しい。私たち世代が子どもだったころ ほのかに甘いこのグミの実をおやつ代わりによく食べたものだ。

グミには 夏グミと秋グミとがあるが、今の季節に実をつけるのは夏グミで 実の形が 
やや細長いのが特徴。

しかし今年のグミの実は どの実にも凹んだような傷?があり、きれいな形をした実は一粒もない。不思議?