さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

鳥の巣に小鳥?

2010-03-29 09:43:53 | ひとこと
 この写真、なんだか少し変だとおもいませんか?

実はこの鳥の巣は我家の「まてばしい」の木に小鳥が巣をかけていたもの。

雛が巣立ったのか、それともなんらかの理由で親鳥が巣を放置したのか?さだかではないが
空っぽの巣を夫が外してきた。

どうするのか見ていると、その巣を「まてばしい」の枝に置き、その中におもちゃの小鳥を入れて可愛いと言って喜んでいる。

私の夫は良く言えばロマンのある人ともいえるが、発想が子どもっぽいところがあり笑ってしまう。

男の人って、いくつになっても子どもみたいなところがありますね。


新刊紹介『さくら』

2010-03-28 10:27:24 | 児童書
 昔から日本人にこよなく親しまれ、愛されてきた桜。今この季節、私たちの心は桜の花に引き寄せられる。その桜の絵本が「かがくのとも絵本」として出版された。

本の表紙を開くと、「わたしは き。さくらの き。なまえは ソメイヨシノ。もうすぐはなが さきます。まっていてください。」という文字が大きなソメイヨシノの木の下に書かれている。

・書名  『さくら』

・文   長谷川摂子

・絵・構成 矢間芳子

・出版社 福音館書店 2010年2月かがくのとも絵本第1刷り発行

・グレード 幼児~低学年

 本書は、一本のソメイヨシノの木が四季を通して変化していく様子が小さな子どもにもよく理解できるように描かれている。また本の裏表紙にも、私たちがよく目にするいろいろな桜の花が美しく描かれているのも嬉しい。

鬼怒川で学生さん

2010-03-19 20:33:01 | 旅行
 友人と鬼怒川温泉に一泊の旅に行ってきた。

今、鬼怒川温泉に行くのには浅草まで行かなくても、新宿発の東武線乗り入れの全車指定席の「きぬがわ号」や「スペーシアきぬがわ号」「日光号」等があり、とても便利だ。

私は鬼怒川温泉というと、今まではなんだか中高年が好んで出かけるイメージがしていたが、今回でかけてみてびっくりしてしまった。

なんとなんと鬼怒川温泉全体っていうほど、どこもかしこも若者だらけ!これってどういう訳?

おもわずホテルの方にその訳を尋ねてみたら、「この時期は学生さんの卒業旅行」の時期
なので、ホテルや旅館で若者に来てもらうキャンペーン等をやっているとのこと。

なるほど!納得!でも卒業旅行というと、結構海外に行く学生が多かったのにやはりこの不況のせいか、交通の便のいい近場の温泉に行くのね。

お陰で、私も若者の今どきファッションを観察したり、話し言葉など聞いて刺激を受け
結構楽しませてもらいました。


新刊紹介『いのちにぎわうふゆのみずたんぼ』

2010-03-16 14:44:56 | 児童書
 冬に水をはった田んぼ「ふゆみずたんぼ」。

ふゆみずたんぼを作る活動が宮城県の北部の一部の地域でおこなわれていて、この活動が国際的にも注目されるようになっている。

この「ふゆみずたんぼ」の始まりは、夏は稲を育てる農地として使い、冬はシベリアから日本に越冬にくる渡り鳥のガンなどの水鳥のためにねぐらを提供するため水を張っておこうと
したことから始まったそうだ。

みずたんぼは鳥の棲みかとして役に立つだけでなく、冬から水を張った田んぼは生き物の種類の数も多く、それが農業にも大変役立つことがわかり、農薬や化学肥料にたよらず生産されたお米はとても美味しく、自然と共生する農法として、今全国に広がりつつある。

・書名  守ってのこそう!いのちつながる日本の自然④
     『いのちにぎわうふゆのみずたんぼ』

・作者  呉地正行・著(日本雁を保護する会会長)

・出版社 童心社 2010年1月初版 2900+税

・グレード 小学校高学年  
 本書はふゆたんぼの取り組み以外にも、渡り鳥ののガンについて詳しく丁寧に紹介されている。また、自然と生き物や環境問題についても解りやすく記されていて、調べ学習に活用するのに最適な一冊。
     

三月十日

2010-03-11 20:49:27 | ひとこと
 昨日三月十日は我々日本人にとって忘れてはならない広島原爆の被害に匹敵する
東京大空襲があった日。

あの日から65年もの年月がたち、今私たちの暮らしを考えると、あの混乱の時代を
懸命に生き抜いた人々とは比べようもなくなんと平和なことか。

世界に目を向けると、今もあちらこちらで戦争や紛争がおきている。

昨日、調布文化会館で「忘れてはいけない 東京大空襲」と題した東京大空襲65周年記念
公演が催された。

公演は 1部 音と言葉のドキュメント「消えない傷痕」
     2部 マンガで綴るラジオドラマ「ホタルおばさんの歌」
     3部 合唱朗読劇「水と火と空と」
と3部構成で、どの部も出演者の方々が真剣に精いっぱい演じていて、この公演を見る者一人ひとりの胸にずしんを響いてきたように思った。

日本は、かの大戦で世界で唯一の被爆国で大きな被害を受けた国。

でも一方では中国、朝鮮そしてアジアの国々に対して大きな被害を与えた国でもある。

かつての戦争を風化させないためにも、我々は戦争を知らない世代に命と平和の大切さ
を語り伝えていくことが大切であるとしみじみ思った。

菜の花

2010-03-03 11:11:26 | 花&植物
 我が家の前の花畑に半月くらい前から菜の花が咲いている。

実はこの菜の花、昨年咲いた菜の花のこぼれ種から発芽して咲いたもの。

植物の持つ生命力に感動する。

春に咲く花といえば、梅や桜、桃の花とピンク系の花を連想するが、
気象エッセイストとして活躍されている倉嶋厚さんの著書「日本の空を
みつめて」には、日本の春を彩る花には圧倒的に黄色の花が多いと
書かれていた。

そういえば、蝋梅にマンサク、これからはレンギョウや山吹の花など
黄色の花が咲き始める。

三寒四温のこの季節だが、はやく暖かい春になってほしい。